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理化学研究所、ログ分析の効率化に「Splunk」を試験導入
理化学研究所は、ネットワークサービスのログ管理を効率化するために、NTTデータが販売するログ管理ツール「Splunk」を試験導入する。
独立行政法人の理化学研究所は、ログ管理ツール「Splunk」を3月中旬から試験導入する。同所内で稼働しているネットワークサーバのログ管理/分析の効率を上げるのが狙い。ツールを販売するNTTデータが3月13日に発表した。
Splunkは、システムが出力するログやエラーメッセージなどを取り込み、データの検索や分析ができるツール。複数のIT機器やシステム、アプリケーションから集めたログを1画面上で検索し、リポートとして出力できる。検索条件を細かく設定することも可能で、複雑なデータの監査やシステム障害の原因を迅速に分析できるという。
Splunkを導入したのは理化学研究所・情報基盤センター。スーパーコンピュータや計算機サービスと、研究室間や外部を連携するネットワークサービスを提供している。同所では、3000人の研究者が使うネットワークサーバのログが膨大になっており、効率的なログ管理の手法を検討していた。既存のシステムに手を加えずにログ収集や検索、アーカイブの機能を追加でき、他社製品よりも安価に導入できる点を評価して、Splunkを採用した。
今後は、Splunkを使ったログ分析基盤の構築を検討する。
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