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MS、オープン認証プラットフォーム「Geneva β2」を公開:クラウド向け認証機能
クラウドサービスでのユーザー認証とシングルサインオン機能を提供するGenevaのβ2がダウンロード可能になった。
米Microsoftは5月11日、オープン認証プラットフォーム「Geneva」(コードネーム)のβ2を公開したと発表した。Microsoftのサイトからダウンロードできる。
Genevaは同社のBusiness Ready Security戦略の一環として開発されているクレームベースのユーザー認証プラットフォームで、クラウドサービスでのActive Directory認証とシングルサインオン機能を提供する。
β2では、認証連携の仕様「SAML 2.0」と「WS-Federation」に対応したことにより、CAの「Federation Manager」と「SiteMinder」、Novellの「Access Manager」、SAPの「NetWeaver 」、Sun Microsystemsの「OpenSSO Enterprise」などのアクセス管理ソリューションとの相互互換性が追加された。
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認証 | Microsoft(マイクロソフト) | クラウドコンピューティング | ID管理 | シングルサインオン | Windows Azure | アクセス管理 | Active Directory | オープンソース | Windows 7 | Windows Server 2008 R2
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