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Palm PreのSDKは“夏の終わり”に:アプリストアの充実が待たれる
サードパーティー開発者向けのSDK公開の遅れにより、Palm Pre向けアプリケーションストア「App Catalog」のアプリ数が伸び悩んでいる。
米Palmは6月19日、Palm Pre搭載OS「webOS」向けソフトウェア開発キット「Palm Mojo SDK」の一般向け公開がこの夏の終わりになることを明らかにした。同社は4月から開発者向けサイトでSDK入手のための登録受け付けを開始しているが、現在は早期導入プログラムに参加している限定数の開発者にのみSDKを提供している。
Palm Pre向けのアプリケーションストア「App Catalog」は、6月6日のPalm Pre発売時点で18本のアプリとともにβ版としてスタートし、数週間たった現在でもダウンロードできるアプリの数は30本前後にとどまる。Appleが2007年7月にiPhone向けの「App Store」をスタートした時点のアプリ数は約3000本で、スタートから3日間で1億回以上ダウンロードされた。
Palmは現在SDK公開に向けて全力で取り組んでいるがまだ準備が整っていないとし、公開までは早期導入プログラムの拡大で対応するという。
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