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Palm、Pre向けアプリ開発キット「Palm Mojo SDK」を公開:iPhone対抗の切り札
AppleのiTunesから締め出された翌日、Palmが“夏の終わり”を予定していたSDKの一般向けダウンロードを開始した。
米Palmは7月16日、Palm Pre搭載OS「webOS」向けソフトウェア開発キット「Palm Mojo SDK」の一般向け公開を開始したと発表した。新設の開発者向けポータル「Palm webOSdev」からダウンロードできる。
同社は6月に新スマートフォン「Palm Pre」を発売し、Appleの「App Store」に相当する専用アプリストア「App Catalog」のβ版をスタートしたが、アプリ開発を促進するSDKは早期導入プログラムに参加している限定数の開発者にのみ提供されていた。ストアには30本前後のアプリが登録されており、Palmによると累計で180万件ダウンロードされた。早期導入プログラムには数千の開発者が登録しており、これらの開発者が作成したアプリが近いうちに公開される見通しだ。それ以外の開発者のアプリ登録開始はこの秋に開始するという。
PalmはPalm Mojo SDKを4月に発表し、6月に「公開は夏の終わり」としていた。
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