Webサービス開発を手掛けるカヤックは7月21日、マイクロブログサービス「Twitter」を利用した商品のプロモーションやブランディングを代行するサービスの提供を開始した。Twitterを使ったコンテンツの企画提案と制作を請け負う。
具体的なサービスの内容は2つ。1点目は、既に同社が提供しているTwitterを使ったサービスを、企業向けに改良して提供する。アドレス帳から電話をかけたい相手を選ぶと、その人のTwitterでの発言を表示する「TwittCall」や、利用者の1年前の発言を再現する「Twitter Time Machine」などがサービスの候補に挙がる。2点目は、企業の要望に応じて新たなサービスを個別に開発するもの。
Twitterは、ある話題が「つぶやき」として投稿されると、口コミとなってほかのTwitterの利用者に波状的に広がる特徴を持つ。カヤックはこの性質を活用し、企業が届けたい情報を手軽に広めるサービスの開発につなげる。
価格は既存のサービスを利用したものが120万円から。新規に開発するサービスは応相談。
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