マカフィーは、個人向けセキュリティ対策ソフト「マカフィー トータルプロテクション」などを11月6日に発売すると発表した。定義ファイルサイズの軽量化やウイルス感染時のスキャン機能強化などを図った。
発売するのはトータルプロテクションのほか、「マカフィー インターネットセキュリティ」と「マカフィー アンチウイルス プラス」の3製品。Microsoft Windows 7やGoogle Chromeブラウザを新たにサポートした。
新製品では、既知の不正プログラムの特徴を持つ類似プログラムを検出するジェネリック検出機能を強化し、従来のパターンファイルのサイズを約20%削減した。これにより、不正プログラム検出によるPCのリソース消費を抑制しつつ、広範な種類の不正プログラムを検出できるようにした。
また、ノートPCなどでバッテリ駆動時にマルウェアスキャンを中断する機能や、多数のマルウェアを検出した場合にスキャンレベルを最高にしてPC内を徹底的にスキャンする「スーパーモード」を搭載する。通常時におけるPCの操作性を確保しつつ、マルウェア感染時には脅威の影響をPC全体で洗い出せるようになる。
既存ユーザーは、自動的に最新版にアップデートされる予定。新製品は2010年上半期にもメジャーアップデートを計画しているという。
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