ソフトウェア・エー・ジーは12月10日、メインフレーム向けデータベース製品「Adabas」およびアプリケーション開発製品「Natural」を顧客に導入するサービスパートナーとして、システムインテグレーターのアルケミストを認定したと発表した。
アルケミストは協業に当たり、100%子会社「ADABASビジネス・サービス」を新たに設立。2010年1月1日より業務を開始する。アルケミストは、認定保守サポートおよびサービスパートナー契約の締結によりAdabas、Naturalのサービスを正式に提供する唯一の認定企業になる。
ADABASビジネス・サービスが保守サービスを提供する対象顧客企業は、Adabas、Naturalのユーザーで、プロダクトの保守契約を中断しているか、認定を受けていない企業からサポートを受けている企業。
ユーザー企業はADABASビジネス・サービスと保守サービス契約を結ぶことにより、同社に使用プロダクト以外のシステム情報を管理してもらった上で、24時間365日の保守サービスを受けられるなどさまざまな利点があるとしている。
関連記事
- ソフトウェアAG、AS/400の端末エミュレータ保守費用を大幅削減するツールを紹介
ソフトウェア・エー・ジーはレガシーシステムにおける端末エミュレータの保守費用を圧縮するソフトウェアを紹介した。 - ソフトウェアAG、中堅企業向けにwebMethodsを日本で独自にパッケージ化
ソフトウェア・エー・ジーは中堅企業を対象にした新ソフトウェアパッケージを提供している。 - Software AGのミコ・マツムラ氏、「OracleのSun買収は業界垂直統合の流れの一環」
Software AGのバイスプレジデントで最高戦略責任者のミコ・マツムラ氏は、「OracleによるSun Microsystems買収について垂直統合という業界の流れに沿っている」と指摘する。 - レガシー資産を生かすwebMethodsのアプローチとは
ITシステムは、「作る」より「買う」、「買う」よりも既存部品で「組み立て直す」ことでビジネス上の価値を迅速に引き出せるようになってきた。SOA基盤を提供するwebMethods/ソフトウェア・エー・ジーにとっては、J-SOXこそ追い風だという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.