Googleが、モバイルメール検索技術を手掛ける新興企業reMailを買収した。reMailが2月17日に明らかにした。
reMailは、iPhoneに電子メールをダウンロードして、全文検索できるアプリを開発している企業。reMailアプリは端末上でメールを検索するため、サーバ側で検索を行うiPhoneの標準メールアプリよりも高速で、ネットワークに接続していないときでも利用できる点が特徴。また標準アプリではヘッダの検索しかできないが、reMailは全文検索ができる。
買収に伴い、reMailはiPhoneアプリの販売を打ち切る。同アプリは既にApp Storeから削除されており、サポートは3月末まで終了する。
reMailは、GoogleでGmailに携わっていたガボール・セレ氏が2008年に立ち上げた。同氏は今回の買収により、GoogleのGmailチームのプロダクトマネジャーになる。
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