インターコム、遠隔サポートソフトの新版を発表
インターコムは、サポート担当者のPCからユーザーのPC画面を操作し、機能の説明などを行うASPの提供を3月29日に開始する。
インターコムは3月9日、ヘルプデスクなどのサポート担当者のPCから、利用者のPC画面をインターネット経由で遠隔操作し、トラブルの解決や機能説明を行うASP(ソフトウェアの期間貸し)サービスの提供を3月29日に開始すると発表した。
新サービスの名称は「LAPLINK ヘルプデスク」。PCメーカーやソフトメーカーのヘルプデスク業務を支援するソフトウェア。インターネット経由で担当者が利用者のPC画面を操作し、PCやソフトウェアの操作、設定などを支援する。利用者は専用のWebサイトからクリックするだけで遠隔サポートを活用でき、セキュリティ設定などの特別な変更は必要ない。
LAPLINK ヘルプデスクは、2008年7月に発売した「LAPLINK ASP 2」のバージョンアップ製品。サポート方法の改善や不正操作の抑止に利用できる動画ログ機能、サポート履歴から統計データをグラフにして表示する管理ツールなどを新たに追加している。
電話で実施するサポート業務に比べ、電話対応の時間や回数などを短縮できる。コールセンターの人員配置や電話回線数を減らすことで、コスト削減にもつながるとしている。
対応するOSはWindows 7(64/32bit)、Windows Vista(64/32bit、SP2)、Windows Server 2003(32bit)、Windows XP(32bit)など。必要なメモリは1Gバイト以上、HDDの容量は32Mバイト以上。
価格は1〜9ライセンスの場合、1カ月当たり1万8900円。サポートセンター側の同時使用数による定額制としており、サービスの利用におけるユーザー側のPC台数は制限しない。初年度450ライセンスの販売を目指す。
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