日立情報システムズは3月12日、データセンター構築、運用サービスの提供を3月末に開始すると発表した。サーバやストレージを搭載したラックや冷却機器の稼働効率を最大にする「モジュール型データセンター」を活用する。
新サービスは、省スペース/省電力のモジュール型データセンターを企業のオフィス内に構築するもの。企業のデータセンターを調査し、エネルギー効率を上げるコンサルティングサービスから着手し、データセンターの設計、構築、遠隔運用までを手掛けるとしている。
関連記事
- Architecture for Modular Data Centers:コンテナ型データセンターは日本に根付くか?
コンテナ型データセンターという日本ではまだなじみが薄いソリューションが持つ可能性について論じてきた本連載も今回で最終回となる。今回は、コンテナ型データセンターの事例を中心に紹介するとともに、その課題について考えます。 - Architecture for Modular Data Centers:全方位から検証するコンテナデータセンターの優位性
データセンターの構築、管理、増築にフル実装した搬送用コンテナを利用するという提案は、果たして賢者の選択なのだろうか? 本稿では、さまざまな角度からコンテナデータセンターの真の姿を明らかにしていく。 - Architecture for Modular Data Centers:データセンターのシステムパッケージングに対する発想の転換
データセンターの構築、管理、増築にコンテナを利用するという方法は、本当に夢物語なのだろうか? 本稿では、ほかに類を見ない粒度でのシステムの導入/展開/管理を3回に分けて考察する。今回は、今日のデータセンターのトレンドとその課題について考える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.