ニュース
富士通とSalesforce.com、グローバルでの包括的協業を発表
富士通とSalesforce.comが包括的協業を締結した。Force.comなどSalesforceが提供するクラウド環境のインテグレーションサービスをグローバルで提供する。
富士通と米Salesforce.comは5月12日、包括的協業を発表した。Salesforce.comが提供するクラウド環境のシステムインテグレーションビジネスを、富士通がグローバルで提供する。
富士通はこれまで、米国、オーストラリア、英国、日本、シンガポールなどでSalesforce.comのクラウドコンピューティングプラットフォーム「Force.com」の導入および既存システムとの連携、マイグレーションなどのシステムインテグレーションサービスを提供してきたが、今後は、グローバルに拡大して提供する。
関連記事
- セールスフォース「Force.com」OEM展開のインパクト
セールスフォース・ドットコムが先週発表したForce.comのOEM展開は、クラウド市場に大きなインパクトを与えそうだ。特にシステムインテグレーターは事業転換の加速を迫られそうだ。 - 富士通、SaaS事業で「Salesforce製品を主力に」
富士通はセールスフォース・ドットコムと販売代理店契約を結んだ。SaaS事業の主力サービスとしてSalesforce CRMを販売していく。 - 「VMforce」でJavaデベロッパーをクラウドに導くSalesforceとVMware
Java PaaS「VMforce」を発表したSalesforceとVMware。クラウド化したJavaアプリケーションは、既存資産を生かしながら、Force.comデータベースと強力に連携することで新たな可能性を持つに至った。両社はJavaデベロッパーをクラウドに導けるのだろうか。 - JavaのPaaSに備えるSalesforce.com
エンタープライズシステムに直結するPaaSを提供しているSalesforce.comは、広範な開発者を確実に抱え込み、さらにOEMパートナープログラムで大量のネイティブアプリを提供することで、Java のPaaS参戦に備える基礎を作っている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.