Twitter、位置情報タグ「Twitter Places」を発表
foursquareやGowallaのチェックイン情報を統合した詳細な位置情報タグをツイートに追加できるようになる。
米Twitterは6月15日、ツイートに詳しい位置情報タグを追加できる新機能「Twitter Places」を発表した。向こう1週間のうちに65カ国で利用できるようになる見込みだ。
同社は3月から位置情報タグを表示する機能を米国内で提供開始しているが、Twitter Placesはオランダのカーナビゲーション企業TomTomおよび地域情報検索サービスの米Localezeとの提携によって、より詳しい位置情報を表示できるようになっている。また、3月時点ではGoogle ChromeとFirefoxにのみ対応していたが、SafariとInternet Explorerでも使えるようになった。
新機能は、デスクトップ版のtwitter.comとモバイル版のmobile.twitter.comで利用可能だ。ツイートを入力する枠の下に表示される「Add your location」というリンクをクリックし、表示される最寄りの位置情報リストから表示したい場所を選択すればPlacesタグを追加できる。Placeタグ付きツイートのタグをクリックすると、Google Mapsの地図と、その場所についてツイートするためのリンクが表示される。
また、位置情報サービスの米foursquareおよび米Gowallaとの提携によって、Twitter Placesにはそれらのサービスで登録されたチェックイン情報も表示される。
TwitterはTwitter PlacesをiPhone、Android端末、BlackBerry版の公式Twitterでも使えるようにする計画だ。また、サードパーティー製アプリに同機能を組み込むためのAPIを公開する。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
関連記事
- 位置情報戦争は始まったばかり――静かな火花を散らすfoursquare、Google、Facebook
- Twitterのジオタグ機能がTwitter本体でも可能に
ツイートに「どこから」の情報を追加する機能が、Twitter.comからも使えるようになる。 - Twitter、ジオタグサービスのMixer Labsを買収
- Twitter、ジオタグAPIを正式リリース
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.