米AMDは7月15日(現地時間)、第2四半期(4〜6月期)の業績を発表した。売上高は前年同期比40%増の16億5000万ドル、純損失は4300万ドル(1株当たり6セント)で、前年同期の3億3000万ドル(1株当たり49セント)より大幅に縮小した。粗利益率は前期比では2ポイント下がったが、前年同期比8ポイント増の45%だった。売上高はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測の15億5000万ドルを上回った。これを受け、同社の株価は時間外取引で4.7%上昇した。
分野別では、マイクロプロセッサの売上高が前年同期から31%、前期比で4%伸びた。Netbook向けMPUおよびチップセットの出荷の伸びが主要因という。平均販売価格(ASP)に動きはなかった。グラフィックスプロセッサ分野の売上高は前年同期比で87%、前期比でも8%増加した。GPUの出荷数は過去最高だったが、ASPの下落が売上高に影響した。
第3四半期の予測については、季節的要因もあり、第2四半期よりも増加するとみている。
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