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NPO法人がクラウドサービスでスタッフ間の情報共有を効率化

NPO法人3団体がクラウドベースのコラボレーション製品「Lotus Live」を導入する。

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 「国境なき子どもたち」などのNPO法人は、クラウドサービスを利用してスタッフの情報共有やコミュニケーションの活性化、効率化を図る。システムの導入を支援する日本IBMが10月14日に発表した。

 IBMが提供するのはクラウドベースのコラボレーション製品「IBM LotusLive」。同製品は、メールやメッセージング、ファイル共有、アクティビティ管理、グループウェア、Web会議などの企業向けコラボレーション機能を持つ。同社は、「国境なき子どもたち」「ピースウィンズ・ジャパン」「チャリティ・プラットフォーム」の3団体に対して、合計70ユーザー分のライセンスを2011年12月末まで無償提供する。

 これらのNPO法人では、職員やボランティアなどの出入りが多いほか、本部と支援現場が離れているため、スタッフ同士のコミュニケーションや情報共有が難しいという課題を抱えている。例えば、ピースウィンズは、イラク、スーダン、スリランカ、ハイチなど8つの海外事務所と東京事務所との活動進ちょく確認を、これまではメールで定期的に行っていたが、必要な時に必要な情報を迅速に入手するのは難しかった。LotusLiveを活用することで、それぞれの海外事務所がお互いの活動情報などをリアルタイムに参照できるようになるという。

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