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Bing、米検索市場でGoogleからシェア奪う――米comScore調査
Googleはシェア65.6%と圧倒的な首位を保ってはいるが前月より1ポイント減っており、逆に3位のMicrosoft(Bing)が1.1ポイントシェアを拡大した。
米調査会社のcomScoreは2月11日(現地時間)、1月の米検索市場に関する調査結果を発表した。Google Instantなどの影響を除いた純粋な検索「Explicit Core Search」で、米MicrosoftのBingが前月より1.1ポイントシェアを拡大し、米Googleは1ポイントシェアを落とした。
Explicit Core Searchでは、Googleはシェア65.6%で圧倒的な首位を保っている。2位は米Yahoo!で前月より0.1ポイントシェアを伸ばし16.1%、3位のBingを含むMicrosoftサイトは13.1%だった。
順位 | 社名 | 2010年12月(%) | 2011年1月(%) | 前月比(ポイント) |
---|---|---|---|---|
1 | 66.6 | 65.6 | -1.0 | |
2 | Yahoo! | 16.0 | 16.1 | 0.1 |
3 | Microsoft | 12.0 | 13.1 | 1.1 |
4 | Ask | 3.5 | 3.4 | -0.1 |
5 | AOL | 1.9 | 1.7 | -0.2 |
(家庭、企業、大学のインターネットユーザーの合計 資料:comScore) |
なお、現在AOLとAskはGoogleの検索エンジンを利用しており、Yahoo!はBingを利用している。こうした「powered by」別のオーガニック検索では、Googleがシェア68.2%、Microsoftが25.6%だった。
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