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フジミック、フジテレビの映像配信システム基盤にEMCのスケールアウトNASを採用
フジミックは、フジテレビから地方局へ番組素材を配信するシステム「FileX」のストレージにEMCのスケールアウトNASを採用した。
フジテレビから地方局への番組素材配信システム「FileX」を開発したフジミックは、同システムのストレージとしてEMCジャパンのスケールアウト型NAS「EMC Isilon IQ6000x」を採用した。EMCジャパンが8月11日に発表した。
FileXは、在京キー局のフジテレビから系列の地方局にテレビ番組の素材データをネットワーク配信するシステム。大容量の映像データを保管する同システムのストレージには、(1)多数の地方局とスムーズにやり取りできるデータ転送性能、(2)安心して使用できる信頼性、(3)ディスク容量の拡張が容易な拡張性が必要だった。FileXの構築を担当したフジミックの田原重信氏は、EMC Isilon IQ6000xがこれらの条件を満たすストレージとして最適だったと話している。
フジミックは今後もEMCジャパンのアイシロン製品の活用によって、番組制作の全工程でVTRテープを排除した完全ネットワークベースのワークフロー構築を目指す。
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