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国立高専51校、教職員向け業務システムの認証基盤を統一:導入事例
国立高専機構は、全国の国立高専51校の教職員が利用する業務システムの認証基盤を、富士通の統合ID管理パッケージを使って統一した。
国立高等専門学校機構は、全国51校の国立高専の教職員が利用する共通業務システムの認証基盤を、富士通の統合ID管理パッケージ「UnifIDone」(ユニファイドワン)を使って統一した。富士通が7月17日に発表した。
国立高専機構では従来、教職員ごとに業務システムの利用権限を設定するため、各高専で異なる認証システムを利用していたという。今回、高専全体でのICT資源の最適化や運営保守の効率化、情報セキュリティの強化を目指し、認証基盤システムの統一に至ったとしている。
新システムの導入に当たっては、UnifIDoneを利用して国立高専機構のデータセンターに認証基盤システムを構築し、各高専にID管理サービスを提供する方式を採った。システム構築は3カ月で完了し、国立高専機構は共通業務システムの利用者情報を一元管理できるようになったという。
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