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iPhone 6は企業で使えるか? 導入前にチェックしたいあれやこれ(3/3 ページ)

予約開始24時間で歴代最高ともいわれるiPhone 6は、企業の新たなビジネスツールとしても注目を集めることだろう。しかし、導入には様々な問題も生じる。モバイル活用での注意点を再点検したい。

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新しいiPhone 6は企業にとって使いやすい?

 iPhone6は、若干画面サイズ(4.7インチで1334×750)が大きくなっている。しかし基本的には、既存のiPhoneの置き換えだ。企業がiPhoneを専用デバイスとして使うには、iPhone6 Plusが合うと思う。画面サイズも大きくなっている(5.5インチで1920×1080)。

 ただ、もう少し大きくなれば7.9インチのiPad miniが存在する。iPhone6 Plusは通話ができるというメリットがあるものの、これだけ大きなスマホをかかえて電話をするのかというのは疑問だ。もし、通話手段などをネット電話やLINEなどに置き換えられるなら、iPad miniやiPadなどの画面の大きな製品の方が使いやすいかもしれない。このあたりの選択は、企業での用途に応じて変わってくるだろう。

 どんなデバイスにするかを考えるより先に何よりも重要なのは、やはり個人が私物デバイス(BYOD)を持ち込んで、社内システムを利用するのをどうするかということだろう。会社が認めたアプリしか導入させないというなら、私物では無く会社がデバイスを貸与してほしいということになるはずだ。このあたりは、どういったレベルで管理していくのかが大きな問題になるだろう。


iPhone6とiPhone6 Plus。iPhone6 Plusは、画面サイズが5.5インチになり、大きくなった分、携帯電話としては使いにくそうだ。

通話をしないならiPad miniの方が使い易いかもしれない。

 どちらにして、企業においてiPhone/iPadなどのモバイルデバイスは当たり前のように使われていくことになる。どのようなアプリを開発していくのか、どのように管理していくのかなど、今までのPCにプラスアルファとしてコストがかかっていく。企業にとっては、メリットとデメリットをよく検討しITのモバイル対応化を進めていくべきだろう。

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