仕事を“振られなく”なるたった1つの方法:ディルバート(387)
「役立たず」のレベルではまだ仕事を振られる。完全に仕事を振られないようにするには“有害な”人間になること……って、そんな人が会社に増えたら大変なことになりますよね。さて、ウォーリーがとった“有害”になるための方法とは?
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そんなことを言われたら、そりゃ言われた方は不安になりますわな。また1つウォーリーの深い処世術を学んだ……のかな?
“Think it through”とは「じっくり考える、よく考える」という意味で、“Let me think this through and get back to you tomorrow(じっくり考えさせてくれ。明日返事をする)”と使います。「よく考える」ことをthink overとも言いますが、こちらは何かの事柄を注意深く考えるのに対し、think throughはその事柄が及ぼす、すべての可能性を含めて考えるというニュアンスな違いがあります。
“Nipping it in the bud”は文字通り「つぼみのときに摘み取る」で、問題などを未然に防ぐこと。“The rebel's plans were nipped in the bud(反逆者の計画は未然に防がれた)”と使います。Nipとは「つねる」「はさむ」「摘み取る」という意味ですが、そのほかに「厳しい寒さ(nip in the air)」、酒を「ちびちびと飲む(have a little nip of whiskey)」など、さまざまな使い方があります。また“nip-and-tuck face lift”というと美容整形という意味になります。これは、顔のあちこちを「摘んで」「挟み込み」「顔を持ち上げる」ところからきています。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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