ニュース
Google、「リアルタイム広告」をスーパーボウルでテストへ
Googleが、イベントの開催に合わせて関連する広告をYouTubeやアプリに表示できる新広告サービス「リアルタイム広告」を、まずはスーパーボウルでテストすると発表した。
米Google傘下のYouTubeは1月20日(現地時間)、イベントに合わせて展開できる新たな広告サービス「Real-time ads」をβ公開したと発表した。まずは、2月8日から始まるスーパーボウルで試験的に配信する。
リアルタイム広告では、「YouTube、何十万ものアプリ、Google Display Network上の200万以上のWebサイトでリアルタイムで関連性の高い広告を展開できる」という。
具体的な説明はないが、米Twitterが昨年7月にスタートしたイベントターゲティング広告に近いものになるようだ。
YouTubeでは例年、スーパーボウルの開催に合わせて、このイベントでのみ放映される特別テレビCMをまとめたYouTube AdBlitzを公開している。2015年には、YouTube上で30万時間以上の特別CMが視聴されたという。
YouTubeでは同日、今年のAdBlitzのティーザーギャラリーを公開した。
動画が取得できませんでした
関連記事
- Google、検索、YouTube、Gmail横断のターゲティング広告「Customer Match」始動 新モバイル広告ツールも
Googleが、Google検索、YouTube、Gmailを横断して表示できるAdWordsのターゲティング広告サービス「Customer Match」と、アプリ開発者向けの、やはりサービス横断広告掲載ツール「Universal App Campaigns」を発表した。 - Google、YouTubeの360度動画広告をスタート
AdWordsのTrueViewとして、360度パノラマ動画広告を設定できるようになった。Coca-colaの360度動画広告は標準的なインストリーム動画広告よりビュースルーレートが36%高かったという。 - YouTubeスーパーボウルCMページ、今年はタブレットゲームも
スーパーボウルで放映される全CMを視聴できるYouTubeページ「Ad Blitz」が今年もオープンした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.