米Uberは2月2日(現地時間)、企業ロゴとモバイルアプリのアイコンのデザインを変更したと発表した。
同社のトラヴィス・カラニックCEOは発表文で「ヘアスタイルが90年代みたいな人っているよね。僕はUberの見た目がそんな人みたいだと感じていたんだ」と語り、黒塗りの高級車での配車サービスでスタートした同社が今日ではデリバリーなど様々なサービスを提供する企業に成長したため、企業イメージを反映するロゴとアプリデザインに変更したと説明した。
これまで黒が基調だったWebサイトも背景が白くなった。
アプリのアイコンも、ユーザー用とドライバー用のそれぞれが変わった。この変更で、今後アプリが増えた場合にデザインの統一感を保てるとカラニック氏は説明する。同氏は、Uberのサービスはインターネット(=bitの世界)と現実(=atomの世界)を結ぶものであり、アプリのアイコンにはbitを表す正方形を中央に配置したと言う。
Uberアプリをインストールしているユーザーは、次のアップデートでUberアプリだとひと目で分かる「U」のアイコンがなくなって驚くかもしれない。
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