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TweetDeckのWindowsアプリ版、4月15日に提供終了へ
Twitterがパワーユーザー向けクライアントと位置付けるアプリ「TweetDeck」のWindows版の提供を4月15日に終了する。今後はWebアプリ(tweetdeck.com)を利用するよう勧めている。
米Twitterは3月17日(現地時間)、Windows版TweetDeckアプリの提供を4月15日に終了すると発表した。デスクトップではWebアプリ(tweetdeck.com)を使うよう勧めている。
Mac版アプリはまだMac App Storeにあり、こちらについては今のところ特に説明はない。
Twitterは2011年にTweetDeckを買収し、2013年にはモバイルアプリを終了した。同社はTweetDeckをパワーユーザー向けのTwitterと位置付け、複数ユーザーでTwitterを利用するための機能を充実させてきた。
Windowsアプリ終了の理由は「TweetDeck体験の改善に集中するため」という。
同社はまた、TweetDeckとTwitterのWebサイト(twitter.comあるいはanalytics.twitter.com)との間の移動の際、あらためてログインせずに自動的にログインできるようにしたことも発表した。
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