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Appleの「Swift」開発者でプロジェクトリーダーのクリス・ラトナー氏が退社
Appleのオープンソースプログラミング言語「Swift」を開発し、プロジェクトのトップを務めてきたクリス・ラトナー氏がAppleを退社する。【UPDATE】同氏はTeslaの自動運転ソフト責任者に就任する。
米Appleのオープンソースのプログラミング言語「Swift」の開発者で、プロジェクトのトップを務めるクリス・ラトナー氏がAppleを退社する。同氏がSwiftコミュニティーのメーリングリストで1月10日に発表した。
ラトナー氏は退社後の具体的な計画は明らかにしておらず、「新たな分野を開拓する目的」で退社するとしている。Appleを離れても、Swiftのコアチームのアクティブメンバーとしてとどまり、今後もSwiftにコミットしていくという。
Swiftは、Appleが2014年のWWDCで発表したプログラミング言語。2015年にオープンソース化された。
同氏の後任は、Apple生え抜きで現在は言語関連の上級マネジャーを務めるテッド・クレメネック氏。2009年からラトナー氏が立ち上げたLLVMのプロジェクトに参加している。ラトナー氏は、「Swift 4は新プロジェクトリードのテッドの下で、本当に強力なアップデートになるだろう」と語った。
【UPDATE】米Teslaは同日、ラトナー氏を自動運転ソフトの責任者に迎えたと発表した(関連記事)。
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