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「LINE WORKS」にAIチャットbotサービス ジェナが提供
LINEとつながるビジネスチャット「LINE WORKS」上でチャットbotサービスを提供できるソリューションをジェナが発表した。IBM Watsonを活用し、話しかけられた言葉に対し、適切な回答を自動的に返す仕組みが作れる。
ワークスモバイルジャパンが2月7日、ジェナのAIチャットbotサービス「hitTO(ヒット)」が、ビジネスチャット「LINE WORKS」との連携に対応したと発表した。LINE WORKS上でAIチャットbotを用いたサービスが提供可能になる。社内ヘルプデスク業務や、提案に最適な資料や顧客情報を収集して提供する営業支援などへの応用が期待される。
hitTOは、 ユーザーと自然な対話ができる、 AIを活用したチャットbotを、Webサイトやアプリに簡単に組み込めるソリューション。AIはIBM Watsonを利用している。「使えば使うほど学習を重ね、導入企業の特性に合わせた最適な回答をしてくれる、 ユーザーの良き“相棒”となるチャットbotサービス」だとジェナは説明している。
LINE WORKSは、これまでWorks Mobileとして提供されていたビジネスチャットを中心としたグループウェア。このほどLINEアカウントとのやり取りが可能になる機能強化を発表し、企業内利用だけでなく、顧客やユーザーともコミュニケーションが取れるプラットフォームへと強化されている。
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