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Webサービスの世界では、もはや情報漏えいは避けられない?半径300メートルのIT(1/2 ページ)

そんな世界で身を守る方法とは。

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 先日、気になる事件がありました。Twitterが提供している非公開リストの一覧が、「誰からも閲覧可能になっていた」というのです。この不具合は明らかになってからすぐ、修正されました。

Photo 本来、第三者からは閲覧できないはずの「非公開リスト」が一覧で閲覧できてしまう状態に……(画像提供:ねとらぼ)

 たぶん、この事件は普通の人にはほとんど影響がないでしょう。そもそもTwitter自体がリスト機能をほとんど使わせようとしていなかったですし、この事件で「リストを非公開にできる」ことを初めて知った人もいるのではないかと思います。

 とはいえ、「リストを作っていることを他人に知られたくない人」は確実にいたはずで、そのための「非公開」設定が不具合で「公開」されていたのですから、影響はあったと思っています。かくいう私も非公開リストを使っていますし……。

サービスをどこまで信頼できるか?

 こうした「不具合」をゼロにすることは難しいでしょう。アクセスコントロールの部分だけではなく、抜け穴のような仕様がこっそり使われてしまうことも多々あります。以前もLINEで、ある操作を行うと、複数の端末で同時にログインでき、チャットがのぞき見されてしまうリスクがあることが明らかになりました。私も実際に試して驚いた記憶があります(もちろん、現在は修正済みです)。

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過去、同じLINEアカウントで2台同時にログインできてしまったことも……
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