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「Skype 7」のサポートは11月終了へ
Microsoftが、ユーザーからの反対を受けて延期していた「Skype 7」のサポート終了を、デスクトップでは11月1日に、モバイルとタブレットでは11月15日に実施すると発表した。それまでに「Skype 8」にアップデートすることを強く奨励いている。
米Microsoftは9月27日(現地時間)、「Skype 7.0」のサポートを、デスクトップ版は11月1日に、モバイルおよびタブレット版は11月15日に終了すると発表した。
同社は7月に「Skype 8.0」をリリースした際、これはSkype 7.0に置き換わるものであり、7.0の機能は9月1日以降は使えなくなると発表した。だが8月に、ユーザーから多数のフィードバックを受けたとして、Skype 7のサポートをしばらく延長するとしていた。
その後、不評だった新機能の排除や通話の録音機能や通話内の検索機能など、リクエストの多かった機能の追加でSkype 8.0の改善を続けてきた。既存の連絡先に電話番号を追加する機能やステータス管理の強化も近く追加する計画だ。
こうしたSkype 8.0の改善にフォーカスし続ける中で、具体的なSkype 7.0の終了時期を発表した。「まだしばらくは旧版を使えるが、使えなくなる前に、今日にもアップデートすることをお勧めする」とMicrosoft。Skype 8.0への更新は公式サイトから実行できる。
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