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兵庫県、中小企業のテレワークを支援する「テレワーク兵庫」をデル製品で構築
兵庫県は、コロナ禍対応支援策として県内中小企業などに無償提供する在宅勤務用システム「テレワーク兵庫」の構築に、デル・テクノロジーズの「Dell EMC PowerEdge」サーバと「Dell EMC PowerStore」ストレージを活用した。デル製品採用の理由とは?
デル・テクノロジーズは2021年11月10日、兵庫県が県内の中小企業や自治体向けに無償提供している在宅勤務用テレワークシステム「兵庫県在宅支援システムテレワーク兵庫」(以下、テレワーク兵庫)を同社のサーバとストレージで構築したことを発表した。テレワーク兵庫は2020年末に運用を開始しており、これまでに県市町職員に加え、中小企業数百社が利用している。
PowerEdge+PowerStoreで実現したテレワーク兵庫とは
テレワーク兵庫は、自宅などの在宅勤務環境から職場のPCに簡単かつ安全にリモート接続できるテレワークシステム。利用者は、専用サイトで利用申請後、職場と自宅のPCに専用の接続アプリをインストールすることで、自宅から職場のPCを利用できるようになる。
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