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資生堂、ServiceNowで社内ITサービスと人事申請を効率化 従業員体験の向上でグループ全体の強化を推進
資生堂は、社内DXの一環として、ServiceNowの「IT Service Management」と「HR Service Delivery」を導入し、ITインフラの一元化と人事申請業務のデジタル化を図った。従業員体験や生産性を向上し、グループ全体の強化につなげる。
ServiceNow Japanは2022年2月22日、資生堂がServiceNowのITサービス管理ツール「IT Service Management」(ITSM)と人事管理ツール「HR Service Delivery」を導入したと発表した。
ServiceNow製品で実現する資生堂のDX推進策とは?
世界120カ国で事業を展開する資生堂は、市場環境や顧客の変化に適時対応するため、社内業務をグローバル標準でIT化、最適化、簡素化することで、社員の働き方変革や生産性向上、価値創出などにつなげる取り組み強化を進めてきた。
今回、そうした社内DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、ServiceNowのITSMとHR Service Deliveryを導入し、ITインフラやアプリケーションの一元化と人事申請業務のデジタル化を図った。
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