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Googleのワークスタイルにみる「ニューノーマル時代の新しい働き方」とはWeekly Memo(1/2 ページ)

ニューノーマル時代の新しい働き方が今、関心の的となっている。キーワードは「ハイブリッドワーク」だが、それをどう“磨き上げる”か。Googleのワークスタイルから解き明かしたい。

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 「2020年以降、私たちの働き方は大きく変わった。毎日のオフィスへの出社から自宅などのテレワーク環境で多くの時間を過ごすようになり、コミュニケーションは全てオンラインでやりとりするようになった。そして今、Googleは世界各地でオフィスワークを再開し、新たなワークスタイルに取り組み始めた」

 Google Cloudの日本法人であるグーグル・クラウド・ジャパンの平手智行氏(代表)は、同社が2022年7月20〜21日にオンラインで開催した「Google Workspace Summit」のオープニングスピーチでこう切り出した。

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「Google Workspace Summit」でオープニングスピーチに立つグーグル・クラウド・ジャパンの平手智行氏(代表)

働き方が変化する中で浮き彫りになった3つの課題

 ニューノーマル時代の新しい働き方が今、関心の的となっている。キーワードはテレワークとオフィスワークの両方を取り入れた「ハイブリッドワーク」だが、それをどう磨き上げていくか。平手氏によると、Googleもその課題に取り組み始めたようだ。同氏に続くセッションで、「Googleが考える新しい時代の働き方」についての基本的な考え方を聞くことができた。その内容がシンプルで分かりやすく核心を突いているので、本稿ではそのエッセンスを紹介し、ハイブリッドワークの“磨き方”について考察したい。

 同セッションで説明役を担ったのは、グーグル・クラウド・ジャパンの佐瀬郁恵氏(Google Cloud Google Workspace事業本部 セールススペシャリスト)と大隅典子氏(Google Cloudカスタマー エンジニア)だ。以下、両氏の話を基に5つの図からGoogleが考える新しい時代の働き方を説明する。

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右から、グーグル・クラウド・ジャパンの佐瀬郁恵氏(Google Cloud Google Workspace事業本部セールススペシャリスト)と大隅典子氏(Google Cloudカスタマーエンジニア)
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