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Kyndryl、インシデント対応を効率化する新サービス「CSIRF」を発表
Kyndrylはインシデント対応やフォレンジックをサポートする新たなサービスとして「サイバーセキュリティにおけるインシデント対応とフォレンジック」を発表した。
Kyndrylは2023年6月8日(現地時間)、「サイバーセキュリティにおけるインシデント対応とフォレンジック」(CSIRF:Cybersecurity Incident Response and Forensics)サービスを開始すると発表した。
CSIRFはインシデントトリアージやインシデントレスポンス、脅威インテリジェンス、コンプライアンス監視・管理などを活用し、セキュリティインシデントの対応と調査を支援するという。
CSIRFサービスによってインシデント対応はどう変わるか?
CSIRFはKyndrylの「リカバリー・リテーナー・サービス」(Recovery Retainer Service)と補完的に組み合わせることが可能だ。これによってサイバー攻撃からの復旧や影響低減を効果的に進められるようになる。Kyndrylによると、この2つのサービスを利用することで実現可能な内容としては以下の項目が挙げられている。
- レスポンスタイムSLA(サービス水準合意:Service Level Agreement)を設定したサイバーリカバリーの専門家へのアクセス
- インシデントウィンドウや重大性、影響の軽減
- 平均復旧時間(MTTR)の短縮
- 社内関係者や顧客、規制当局との信頼関係の維持
KyndrylはCSIRFやリカバリー・リテーナー・サービスを通じて顧客と常に一貫したタッチポイントを含むアプローチを通じて対話的な関係を維持できると説明している。こうした関係を実現することでインシデント計画や体制を改善・強化する方法について議論し、対処、調整が可能になり、ユーザーにとってもKyndrylにとっても利益があるという。
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