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「完全ワイヤレスイヤフォン」予算1万円台のおすすめ3選【2020年最新版】

» 2020年03月23日 16時00分 公開
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 音楽好きのスマートフォンユーザーにとって、イヤフォン/ヘッドフォンはマストアイテムです。中でも「完全ワイヤレスイヤフォン」はその手軽さと便利さで「AirPods」の登場以降、スマホユーザーを中心に普及しています。

完全ワイヤレスイヤフォンが人気です。写真は「JBL TUNE 120TWS」 完全ワイヤレスイヤフォンが人気です。写真は「JBL TUNE 120TWS」

 “完全”というのは、イヤフォンとスマホが単にワイヤレス接続されるだけではなく、左右が独立しており、ケーブルが一切ないことを指します。何かに引っ掛けてしまってイヤフォンが外れる、あるいはバッグの中でケーブルが絡まってしまう、といったわずらわしさがないのが最大のメリットです。比較的に手軽に買える、予算1万円台の完全ワイヤレスイヤフォンを探してみました。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:Bluetoothをチェック

 完全ワイヤレスイヤフォンは「Bluetooth(ブルートゥース)」という無線通信規格でスマホと接続します。この規格にはバージョンがあり、現在はBluetoothのバージョンが「5」または「4.2」の製品がほとんどです。

Bluetooth 5.0対応の「Jabra Elite 65t」 Bluetooth 5.0対応の「Jabra Elite 65t」

 バージョンが高いほど速度やセキュリティ、接続状態の安定性などに違いがありますが、どちらでも最近のスマホなら対応機種として問題なく接続できるはずです。

 スマホと紐付ける(ペアリング)際の素早さや、スマホとイヤフォンがある程度離れても途切れず使いたい場合は、より新しいバージョンのものを選ぶのがいいでしょう。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:電池の持ち、充電時間を確認

 ワイヤレスイヤフォンにとってバッテリー性能も大きなポイントです。バッテリー持続時間が長いほど、連続で音楽再生を楽しめます。1度の充電ケースの充電で、何度イヤフォンをフル充電できるのかも確認しておきたいところです。

ワイヤレス充電が可能な「Anker Soundcore Liberty Air 2」 ワイヤレス充電が可能な「Anker Soundcore Liberty Air 2」

 充電時間も重要です。充電ケースからイヤフォン本体への充電が早いほど、繰り返し充電する際の待ち時間を短縮できます。充電ケースの充電を繰り返すのであれば、ケース自体の充電時間も考慮すべきでしょう。

 なお、ケースの充電に関してはワイヤレス充電に対応しているものもあります。充電ケーブルの取り回しのわずらわしさを避けるのには便利です。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:音質と機能性をチェック

 「音は出口で決まる」ともいわれるほど、音質は最大のポイントといえます。こればかりは試してみなければわからない部分もありますが、高音のきいたシャキシャキサウンドや重厚な重低音サウンドといった、好みに合わせたイヤフォンを選びたいところです。

ノイズキャンセリング機能を持つイヤフォンでも、安全のために周囲の音を拾う機能を持つ物も。写真は「Jabra Elite 65t」 ノイズキャンセリング機能を持つイヤフォンでも、安全のために周囲の音を拾う機能を持つ物も。写真は「Jabra Elite 65t」

 Bluetoothで音楽を扱う際は、コーデックと呼ばれる音声の圧縮方式もポイントになります。現在、もっとも標準的な方式は「SBC」というもので、すべてのBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンが対応しています。さらに高音質な方式として「aptX」(主にAndroid)「AAC」(iPhoneなどのApple製品)などがあります。

 音質だけではなく、音のクリアさも気になるところです。ノイズキャンセル機能を備えたものであれば安心。また、マイクで周囲の音を拾って同時に再生してくれるものもありますので、周囲の音も同時に聞きたい場合にはこの機能に着目しましょう。

 そのほか防水機能など、個性的な機能を備えたものもあります。製品の仕様をよくチェックして、利用シーンに合った機能を選んでいきましょう。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:予算1万円台のおすすめは?

ノイズ除去機能で通話もクリアな「Anker Soundcore Liberty Air 2」

 「Anker Soundcore Liberty Air 2」は、Google出身のエンジニアが設立したAnkerの完全ワイヤレスイヤフォンです。Ankerはモバイルバッテリーや急速充電器で人気のスマホアクセサリーブランドですね。

「Anker Soundcore Liberty Air 2」 「Anker Soundcore Liberty Air 2」

 イヤフォン本体が満充電の状態で、最大7時間の音楽再生が可能。充電ケースを使えば、最大28時間分の連続再生ができます。10分間の充電で約2時間、音楽再生ができます。

 ノイズキャンセリングを搭載しており、通話品質も良好。IPX5の防水機能を備えているので、小雨などの中でも音楽を楽しめます。Bluetooth 5.0でコーデックはSBC/AAC/aptXに対応しています。メーカー直販サイトの価格は9999円(税込、以下同)。色はホワイトとブラックが用意されています。

大手スピーカーメーカーのお手軽価格モデル「JBL TUNE 120TWS」

 「JBL TUNE 120TWS」は、1946年設立の大手スピーカーメーカー「JBL」のスタンダードモデル。歴史ある技術で深みのある低音を実現します。装着時に主張するJBLのロゴが、音楽好きの証になるはずです。

「JBL TUNE 120TWS」 「JBL TUNE 120TWS」

 約2時間の充電で最大約4時間のワイヤレス再生が可能。充電ケースにイヤフォンを収納すれば最大約12時間分充電できます。合計で最大約16時間、音楽を再生できます。急速充電機能も備え、約15分の充電で、最大約1時間再生できます。

 ブラック、ホワイト、グリーン、ピンクの全4色展開。ステレオ通話機能も搭載しています。Bluetooth 4.2でコーデックはSBCのみ(一部機種でAACに対応)ですが、メーカー直販サイトの価格は8668円とリーズナブルです。

通話品質は最強クラス、老舗メーカー製の「Jabra Elite 65t」

 「Jabra Elite 65t」は老舗ヘッドセットブランド「Jabra」のスタンダードモデルです。通話品質を重視するのであれば、過酷な通話環境に対応したヘッドセットも開発しているこのブランドもおすすめです。

「Jabra Elite 65t」 「Jabra Elite 65t」

 通話中に風切音を効果的に低減させ、周囲ノイズが除去された音や、自然の音を聴くことができます。バッテリー持続時間は1回の充電で最高5時間、充電ケースを使用すれば合計最高15時間。Bluetooth 5.0とAACに対応しています。

 直販価格は1万9800円、販売店によっては1万5000円前後と他の製品よりも高価ですが、IP56準拠の防塵(じん)・防滴性能も備えるなど、その分、機能や性能が充実しています。

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