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「モバイルバッテリー」の選び方 低価格モデルおすすめ3選【2020年最新版】

» 2020年03月26日 11時15分 公開
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 モバイルバッテリーを選ぶ際に、なんといっても価格が気になるという方も多いのではないでしょうか。

 とはいえあまりに安いと品質は大丈夫? と心配になるかもしれません。2000円前後と比較的安価で、安心して使えるモバイルバッテリーを探してみました。

モバイルバッテリーの選び方(低価格編):PSEなど各種認定マークをチェック

 現在、日本国内では「PSE」マークを取得していないモバイルバッテリーは販売できません。PSEマークは電気用品安全法に基づき、検査で安全性が認められた製品に表示できるものです。

「PSE」マーク 「PSE」マーク

 そのほか、すべてのEU加盟国の基準を満たす製品に付けられる基準適合マーク「CE」、鉛・水銀・カドミウムなどの有害物質を制限する「RoHS指令」マークなども確認しておきたいところです。

「PSE」マークのほかCEやRoHS指令マークなども確認できる「AUKEY PB-N65」 「PSE」マークのほかCEやRoHS指令マークなども確認できる「AUKEY PB-N65」

モバイルバッテリーの選び方(低価格編):安全のための機能をチェック

 電気を使う機器は使い方を誤ると思わぬ事故につながります。モバイルバッテリーも同様ですから、安全のための機能が用意されているかもチェックしておきたいところです。

保護回路があることを示している「Anker PowerCore 10000 Redux」のリリース画像 保護回路があることを示している「Anker PowerCore 10000 Redux」のリリース画像

 例えば、バッテリーが満充電になったのに電流が流れ続けて過充電になるのを防ぐ過充電保護回路、異物が端子などに触れてショートしてしまわないようにする短絡保護、充電時に熱を持ちすぎないよう監視する温度保護回路などです。

 いくら低価格でも、こうした安全のための機能を省いていないかチェックしましょう。

モバイルバッテリーの選び方(低価格編):必要な容量・電流・ポート数をチェック

 モバイルバッテリーの容量や機能が低ければ価格も安くなりますが、充電したいスマホと性能がマッチしないと無駄になってしまいます。どれぐらいの電力容量が必要なのか、アンペア数は? など必要な条件をチェックしておきましょう。

写真は3端末同時充電可能な「cheero Bloom 10000mAh」 写真は3端末同時充電可能な「cheero Bloom 10000mAh」

 例えば、バッテリー容量4000mAhのスマホを0%から100%までフル充電するためには、通電ロスで失われる分も加味して容量6000mAhのモバイルバッテリーが必要といわれています。

 またアンペア数が1.0Aなどと低いと、充電時間が非常に長くなる、またはスマホを使いながらの充電では追いつかないということも考えられます。その場合、2.1A以上の数字であれば安心です。

 安さのあまり、容量が少ないモバイルバッテリーを買ってしまった。ということは避けたいですね。

モバイルバッテリーの選び方(低価格編):おすすめモデルはコレ

徹底した安全管理が特徴的 「cheero Bloom 10000mAh」

 「cheero Bloom 10000mAh」は1980円(税込、以下同)と安価ながら、1万mAhの電力容量を持ち、さらにUSB Type-C×1、USB Type-A×2の合計3ポートを搭載した、コストパパフォーマンスが高いモバイルバッテリーです。

「cheero Bloom 10000mAh」 「cheero Bloom 10000mAh」

 過充電/過放電/ショート/発熱と異常時に自動で停止する安全機能も備え、さらに充電終了時に自動的に給電を停止する機能や、接続した端末を自動的に識別し最適な電流で給電するAUTO-IC機能も搭載しています。

 PSEマークはもちろんのこと、CE/RoHS/FCCといった認証マークも取得済み。国内メーカーとして、安全管理検査もしっかり行っているとアピールしています。

パススルー充電もOK 「PHILIPS DLP6712N」

 「PHILIPS DLP6712N」は、本体を充電しながらスマホなどへ給電する「パススルー充電」が可能な容量1万mAhのモバイルバッテリーです。通常販売価格は3280円ですが、ECサイトでは2180円で販売されています。

「PHILIPS DLP6712N」 「PHILIPS DLP6712N」

 5V/2.1Aで給電できるUSB Type-A×2ポートを搭載。もちろん、過充電/過電流/過放電/ショートからバッテリーを保護する回路を備えています。本体充電用にMicro USBポートとUSB Type-Cポートを搭載しているのも特徴的。今まで使っていたMicro USBケーブルも、これからの標準になるUSB Type-Cケーブルも、どちらでも使えます。

 ボディーには傷が目立ちにくい樹脂が使われており、カラーは定番のブラックとホワイトに加え、ピンクもあります。

残量がひと目で分かる グリーンハウス「GH-BTF100」シリーズ

 グリーンハウス「GH-BTF100」シリーズはバッテリー残量をパーセンテージでデジタル表示できるモバイルバッテリーです。LEDランプだけよりも残量がわかりやすいのが特徴ですね。

グリーンハウス「GH-BTF100」シリーズ グリーンハウス「GH-BTF100」シリーズ

 容量は1万mAh、5V/2.1Aで給電できるUSB Type-Aポートを2基搭載しています。直販価格は2180円。厚さ約24mmと厚みはありますが、高さ約100mm、幅約63mm、重さ約190gと全体的にコンパクトなサイズ感です。

 PSEマーク取得、RoHS指令対応はもちろんのこと、過充電保護、過放電保護、短絡保護機能を搭載しており安全性も高く、安心して使えます。

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