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» 2020年07月01日 20時00分 公開

テレワークに便利な「複合機」選び ビジネス目線で気になる3つのポイント【2020年最新版】

現在広がりを見せているテレワーク(在宅勤務)においても、資料や報告書、取引先や自治体・官公庁に提出する書類をコピーしたり印刷したりと、プリンタを使いたい場合があります。今回は、ビジネス・テレワーク目線で複合機に注目し、選ぶ際に気になるポイントとおすすめの製品を紹介します。

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 仕事で使う書類や印刷物を減らす“ペーパーレス”が進んでいますが、どうしても紙の書類でなければ……ということも残っています。

エプソンの家庭用複合機

 現在広がりを見せているテレワーク(在宅勤務)においても、資料や報告書、取引先や自治体・官公庁に提出する書類などを、印刷したりコピーしたりしたい場合があります。

 今回は、家庭や小規模なオフィスにおけるビジネス・テレワーク目線で複合機に注目し、選ぶ際に気になるポイントとおすすめの製品を紹介します。

インクジェットとレーザー、在宅勤務に向いているのは?

 家庭用のプリンタとしてはインクジェット方式がおなじみですが、会社でよく使用されているのはレーザープリンタではないでしょうか。

インクタンク搭載モデルなら、大容量のインクボトルでインクの補充ができて、印刷コストを削減できます(キヤノンのWebサイトより) インクタンク搭載モデルなら、大容量のインクボトルでインクの補充ができて、印刷コストを削減できます(キヤノンのWebサイトより)

 レーザープリンタは印刷速度が速く、大量に印刷する場合に向いています。トナーと呼ばれる樹脂を熱で紙に定着させるため、文字がくっきりと印字され、水に強く水性ペンやマーカーなどを使ってもにじみにくいなど、ビジネス向けの仕上がりが特徴です。

 ただインクジェットに比べ本体価格・印刷コスト・消費電力が高く、プリンタのサイズも大きいため、家庭で購入して使うのはちょっと大変です。

 インクジェットは水に弱いという印象がありますが、水にぬれてもにじみにくいインクとして「顔料インク」の採用も増えています。顔料インクを使うと特に文字をくっきりと印刷できますので、黒色のみ顔料インクという製品もあります。もちろん、全色顔料インクに対応した製品もありますので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

 また、従来のインクカートリッジではなく本体に大容量のインクタンクを備えることでインク交換の回数を減らしたモデルも人気です。大容量インクは単価が割安で、印刷量が多い場合は印刷コストが抑えられます。

モノクロで十分? やっぱりカラーが必要?

 ビジネス用途で中心になる文書印刷では、モノクロで十分な場合も多いかと思います。ですが、家庭で使うなら写真を印刷する機会も多いでしょう。ビジネス用の印刷物でも写真やイラスト、グラフなどを使った資料をカラーできれいに仕上げたい場合もあるので、カラープリンタを選ぶのが無難です。

モノクロで十分? やっぱりカラーが必要?

 インクジェットプリンタではインクの色数が多い方がより多くの色を表現できるので、写真などをきれいに印刷できます。現行の機種では6色インクを使うものなどもありますが、本格的な写真印刷をしないなら、4色インクなど色数が少なく手頃な製品が向いています。

 複数のプリンタを使い分け、文書しか印刷しない場合はモノクロ専用のインクジェットを選ぶのも手です。黒インクしか使用しないのでカラーに比べてインク代が安く済みますし、印刷コストも抑えられます。ただカラー対応モデルとの本体価格の差がそれほど大きくないので、絶対にモノクロ印刷しかしないという場合を除き、積極的に選択する理由は少ないでしょう。

複数の原稿を一気にスキャンできる「ADF」対応モデル

 複合機にはコピーとスキャナー機能があり、例えば身分証明書のコピーなどにも役立ちます。

複数枚の原稿を手間なく自動でスキャンできるADF機能(エプソンのWebサイトより) 複数枚の原稿を手間なく自動でスキャンできるADF機能(エプソンのWebサイトより)

 またビジネスで大量の資料をコピー・スキャンするときに重宝するのが「ADF(オートドキュメントフィーダー)」という機能です。複数枚の原稿を自動的に順次スキャナーに送り込んでくれるので、1枚1枚原稿を交換する作業をする必要がなくなります。

 このADF機能は家庭向けの製品ではほぼ対応していないので、ビジネス向けのモデルから選ぶことになります。上位モデルの中には、ADFを利用した原稿の両面同時スキャンに対応した製品もあります。たくさんの紙をスキャンしたりコピーしたりするなら、選択肢に入れてもいいかもしれません。

テレワークに便利な「複合機」おすすめの3モデルは?

キヤノン「G3310」

 キヤノンの「G3310」は、同社の大容量インクタンク「ギガタンク」に対応したインクジェット複合機です。

キヤノン「G3310」 キヤノン「G3310」

 4色インクタイプで黒色には顔料インクを採用。文書印刷では減りが早い黒色インクが2本付属しているのも嬉しいポイントです。印刷コストは、A4普通紙でモノクロ約0.3円(税別、以下同)、カラー約0.8円と、現状最強クラスに抑えられています。

 ADFには対応していませんが、直販サイト価格で2万4980円と低価格なため、導入コストを極力抑えたい人におすすめの製品です。

エプソン「EW-M630TB/TW」

 エプソンの「EW-M630TB/TW」は、同社の大容量インクタンク「エコタンク」に対応したインクジェット複合機です。

エプソン「EW-M630TB/TW」(エプソンのWebサイトから) エプソン「EW-M630TB/TW」(エプソンのWebサイトから)

 インクの色数は4色ですが、黒色には水に強い顔料インクを、カラーインクは写真もきれいに印刷できる染料インクを使用。印刷コストはA4モノクロ文書で約0.4円、A4カラー文書が約0.9円という低印刷コストを実現しています。

 ADFには非対応ですが、横幅が375mmとコンパクトで、カラーバリエーションはブラックとホワイト2色用意されているのが特徴です。直販サイトでの価格は3万6980円です。

キヤノン「G7030」

 キヤノンの「G7030」は、同社の大容量インクタンク「ギガタンク」に対応したインクジェット複合機です。

キヤノン「G7030」 キヤノン「G7030」

 原稿を交換する手間がいらないADFに対応しているうえ、FAX機能も搭載しているので、会社で使う複合機とほぼ同様の作業が行えます。

 顔料の黒インクを含む4色インクを採用。ギガタンク搭載により印刷コストは、A4普通紙でモノクロ約0.4円、カラー約0.9円に抑えられています。

 また黒インクが2本付属しているので、お得感の高い製品といえるでしょう。直販サイトでの価格は4万4980円です。

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