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「断熱タンブラー」おすすめ4選 ビールやハイボール、ジュースの冷たさをキープ!【2020年最新版】

» 2020年07月25日 15時30分 公開
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 仕事が終わった後、冷たいビール、ハイボール、お茶やジュースでのどを潤す人も少なくないと思います。しかし、夏に普通のコップを使うと、あっという間にぬるくなってしまいます。「ビール以外なら氷を入れればいいのでは?」と思う所ですが、氷もあっという間に溶けてしまいます。水滴もたくさんつきます。

 飲み物がすぐにぬるくなったり、コップに付く水滴に困っていたりする人におすすめなのが、冷たさをキープしつつ水滴の付着も抑制できる「断熱タンブラー」です。この記事では、たくさん選択肢のある耐熱タンブラーの選び方のポイントとおすすめ商品を紹介します。

 なお、ジョッキタイプの「断熱ジョッキ」は別の記事で紹介しています。

タンブラー コップライクに使えるのがタンブラーの魅力!(写真は京セラ製「セラブリッド タンブラー」)

なぜ冷たさをキープできる? なぜ水滴が付きにくい?

 断熱タンブラーは、その名の通り熱を遮る構造を取り入れたタンブラーです。その多くは、魔法瓶と同じ「真空断熱」構造を取っています。

 真空断熱を用いる容器では、液体などが入る層(内側)と空気に触れる層(外側)の間に「真空層」が用意されています。この真空層があるおかげで、液体から空気、あるいは空気から液体への熱の移動が抑制され、液体の温度上昇/降下を緩やかにできる上、空気の急激な温度変化に伴う水蒸気の付着を抑えることができるのです。

 「魔法瓶と同じ構造」ということで気付いた人もいると思いますが、断熱ジョッキは、夏の冷たい飲み物の保温はもちろん、冬の暖かい飲み物の保温にも使えます。1年を通して使えることも魅力です。

熱移動抑制 断熱ジョッキは、魔法瓶と同じ仕組みで液体を保温します。そのため、夏だけではなく冬も使えます(出典:サーモス)

どのくらい飲む? 「容量」をチェック

 断熱タンブラーには、さまざまな容量(容積)があります。どのような飲み物を注ぐのか、氷を入れる事があるかどうか……など、利用シーンを想像しながら検討するようにしたいです。

 容量を見てみると、断熱ジョッキよりもやや少なめなものが多いです。350mLの缶ビールを注いだときに泡までキレイに収まる400〜450mLの製品が一番売れ筋ですが、氷を入れた上で250mLの缶ジュースを注ぐこと、あるいは焼酎の割物を作ることを想定した300〜350mLの製品も充実しています。

京セラ 京セラの「セラブリッド タンブラー」は、焼酎の割物を作ることを想定した300mL品と、350mLの缶ビールを注ぐことを想定した420mL品をラインアップに用意しています

口当たりは良好? 「飲み口」をチェック

 コップの飲み口は、基本的には薄いほど口当たりが良く、飲みやすくなります。しかし、構造の都合から、断熱タンブラーは飲み口が厚くなりがちです。

 そのため、購入する前に飲み口の厚さや形状をよくチェックするようにしましょう。中には、飲み口の部分を薄くしたりラウンド形状にしたりすることで飲みやすくなるように工夫している製品もあります。

飲み口 断熱タンブラーは、飲み口をしっかり確認しておきましょう(写真は断熱ジョッキですが、構造は同じです)

おすすめの断熱タンブラーはこれ!

 以上のポイントを踏まえた上で、おすすめの断熱タンブラーを4つ紹介します。

セラブリッド タンブラー(京セラ)

 京セラ製の真空断熱タンブラーです。容量は300mLと450mLの2種類を用意しており、前者は焼酎の割物、後者は350mLの缶ビールを注ぐことを想定しています。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの4つを取りそろえています(販路によって取り扱いカラーは異なります)。

 京セラの「セラ」は「セラミック(陶磁器)」の「セラ」です。そのこともあって、一般的な断熱タンブラーと同様にステンレスを使った真空断熱構造を取っているのですが、タンブラーの内側と外側にセラミック加工が施されており、断熱タンブラー(や断熱ジョッキ)にありがちな「金属臭さ」を軽減していることが特徴です。

 税込みの実売価格は3500円前後とやや高めですが、「金属臭さの少ない断熱タンブラーがほしい!」という人にはイチオシです。

300mL品 300mLモデル(ブラック)

JDI-300/350/400(サーモス)

 魔法瓶業界では有名なサーモスが手がける真空断熱タンブラーのシンプルデザインモデルです。容量は300mL、350mL、400mLの3種類があります。税込み実売価格は、300mLが750円前後、350mLが800円前後、400mLが950円前後です。

 有名メーカーの製品ですが比較的手頃な価格で購入できることが魅力です。販路によっては、より手頃なペア(2個セット)モデルも販売されているのでチェックしてみてください。

JDI-400 400mLモデル

SX-DN30/45/60(象印マホービン)

 日本の魔法瓶メーカーである「象印」製の真空断熱タンブラーです。容量は300mL、450mL、600mLの3種類があります。カラーはクリアブルーとクリアカッパーの2つを用意しています。税込み実売価格は、どの容量も1500円前後です。

 500mLのビールを注ぐのに最適な600mLの大容量モデルがあることも大きな魅力ですが、飲み口が非常に滑らかで口当たりが良好なこともうれしいです。

300mL 300mLモデル(クリアブルー)

STANLEY スタッキング真空パイント 0.47L(スタンレー)

 アウトドア向け魔法瓶で知られるスタンレーが手がける真空断熱タンブラー(パイント)で、容量は470mLです。カラーバリエーションが7色と非常に豊富で、自分好みの色をえらびやすいことが魅力といえます。税込み実売価格は3000円前後です。

 品質へのこだわりが半端なく、正規品にはメーカーの規定する使い方をしている限り保証が続く「生涯保証(Lifetime Warranty)」が付帯しています。少し値は張りますが、末永く使えるものがほしい人におすすめです。

STANLEY スタッキング真空パイント 0.47L

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