地震や台風などの災害で停電や断水に見舞われたり、避難を余儀なくされたり……そんな「もしも」の時のために備えておくのが「防災グッズ」です。さまざまな販売されていますが、普段使いやレジャーで便利な上、防災グッズとしても活躍してくれるものがあります。
ここでは、日常で使ったり備えておいたりすると便利で、防災用品としても使えるグッズをピックアップして紹介します。
日本の懐中電灯メーカー、ジェントス(GENTOS)のLEDランタン。ファミリーキャンプにも対応できる明るさ1000ルーメンの大光量タイプです。昼白色(最大850ルーメン)、暖色(最大450ルーメン)に切り替えて使うこともできます。
電源は単一形乾電池×3本を使用。電池を用意しておけば、事前の充電など不要で停電時にも使えるのが強みです。
首から下げて使えるLEDライト。ハンズフリーになるのでキャンプや犬の散歩、読書などに便利に使えるほか、避難時には両手で荷物を持てます。安価なので家族の人数分用意しておいてもいいでしょう。
電源はCR2032×2個。約15時間の点灯が可能です。
1300ルーメンという大光量なLEDランタン。照明に加え、2万3200mAhの大容量モバイルバッテリーとしても利用でき、iPhoneとiPadを同時に充電可能です。サイズは12.5(幅)×12(奥行き)×5.7(高さ)cmとコンパクトになっています。
入手しやすいガスボンベ(CB缶)を使う「カセットコンロ」は便利なのもですが、一般のカセットコンロを屋外に持ち出すと、少しの風でも炎が横倒しになってしまい、安定的に加熱するのは難しいものです。
カセットコンロの定番メーカー、イワタニの「カセットフー 風まるII」は、風防ユニットを搭載することで風に強く、屋外でも使えるのが特徴。専用キャリングケースも付属しており、キャンプ用や防災用に向いています。もちろん屋内でも通常のカセットコンロとして活躍します。
人気の高いアウトドア用品メーカー、スノーピーク(snow peak)のカセットコンロ。鍋などを置くゴトクを含めた本体が筒状に収まるユニークな機構を採用しており、収納性が高く持ち運びやすいのが特徴です。
バーナー部の内側から炎が出る「内炎式」を採用しており、一般的なカセットコンロ(外炎式)と比べて風に強く、アウトドアでも活躍してくれます。木製テーブルの上など、場所によっては下にバーナーシート(オプション)があったほうが安心です。
持ち運びやすいポリタンク型のウォータータンクです。大きな口があるので注水が容易で、使用後に内部を洗いやすいので、キャンプやレジャーでひんぱんに使う場合にも向いています。
使わない時はたたんでしまっておけるウォータータンク。水の入れやすさや、水を入れた際の設置性、持ち運びやすさ、清掃のしやすさはポリタンク型のほうが上ですが、ソフト素材の折りたたみタイプは安価なものが多く、使い方を割り切って家族の人数分用意しておくといったことが容易です。
さまざまなツールや工具が1つにまとまっている「マルチツール」。1つ持っておけば日常生活やキャンプなどさまざまなシーンで役立ちます。
GERBER(ガーバー)はアメリカの老舗ナイフメーカー。マルチツールもさまざまな商品を販売していますが、ここで紹介する商品はナイフやドライバー、栓抜き、缶切り、手荷物フック、のこぎりなどが一体になっているもの。スプリング内蔵式で、ばねの力で自動的に開いた状態になる点が使い勝手を高めています。
パナソニックの手回し充電対応AM/FMラジオ(ワイドFM対応)。手回しラジオは選局がアナログ式のものが多い中、デジタル式で簡単に選局できるのが大きなポイント。普段使いにも便利です。
充電式バッテリーを内蔵しており、手回しの発電機で充電する仕組み。ラジオは1分間の手回し充電で約14分の使用が可能で、内蔵USBポートからスマホへの手回し充電も可能です。乾電池(単四形×3本)にも対応しています。
災害時ではなくても、何らかの理由で突然、自宅の水洗トイレが使用不能になり、途方に暮れてしまった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。そんな時に「あってよかった」と思うのが非常用簡易トイレです。
おむつ用やペット用の防臭袋で知られるBOS(ボス)の簡易トイレセットは、便器にかぶせて使うタイプ。便器カバーや凝固剤、防臭力で高い実績のあるBOSの防臭袋がセットになっています。
ガラス製品などのコレクションが地震などの揺れで転倒するのを防ぐジェル。適量を手にとって丸めて、固定したいものの底面に塗って設置するだけですが、一般の接着剤のように完全に固化してしまうのではなく、取り外しも可能です。ただし永久に固定できるわけではなく、年に2回程度の塗布交換が必要になるとしています。
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