テレワーク時にWeb会議やビデオ通話をする際、カメラに写る室内が気になること多いですよね。バックに布や紙を用意したり、ソフトで背景を合成したりという人も多いと思います。
また自宅でも仕事に集中したいとき、仕事用の書斎があれば快適ですが、住宅事情はさまざま。家庭でも人目が気になったり、邪魔が入らないよう、手軽に個人スペースを確保できるアイテムとして注目されているのが「プライバシーテント」です。
作業や勉強にとにかく集中したい……そんなシーンで便利なプライバシーテント。部屋の中で使用できるので、誰にも邪魔されない空間を自宅で手軽に構築できます。
配線を通すための口を備えているので、パソコンを使用した作業、特にWeb会議や在宅勤務で活躍してくれます。ゲームや映画など、エンタメ目的でも便利ですよ。
アウトドアでの利用には向きませんが、ドライブや海や山での一時的な着替え用スペースとして、また災害時の避難場所などでプライバシー空間を確保する際も役立ちます。
プライバシーテント選びで最も重要なのがサイズです。どれも1人用の大きさですが、プライベート空間に持ち込みたい機材がすべて入るかどうか、また自分自身の体のサイズも考慮して、なるべく余裕のあるサイズのものを選びたいところです。
通気性も気になるポイントです。アウトドア用のテントとは異なり、雨風を防ぐ必要がないアイテムなので、部屋に備え付けのエアコンなどによる室温調整の恩恵を受けるためにも、通気性は重要と言えます。
また、顕微鏡を使った研究、色彩補正の作業などのために暗室を作りたい場合には、遮光性もポイントとなります。ちなみに遮音性、防音性はほとんど期待できません。
プライバシーテントには設置・収納のしやすさをアピールしている製品も多くなっています。収納バッグに入れて持ち運びもできるような製品です。
持ち運びができるメリットと言えば、実家へ帰省する際に、帰省先でもパーソナルスペースを確保できることが考えられます。災害等で避難する際も、持ち運びしやすいサイズなら、避難所などでパーソナルスペースの確保に大いに役立つはずです。
輝楽の「unusual ゲーミングテント」は、趣味の空間を大切にするゲーマーを想定して設計されたゲーミングテントです。幅、奥行きとも160cm、高さは180cmと余裕のあるサイズで、ゲーミングチェアのリクライニング機能や多様化したゲーミングデスクにも対応しています。
遮光性能にこだわり、内部のモニターの光はもちろん、撮影などに使う投光器の強い光も遮断。深夜にゲームやパソコンをしていて、家族に「まぶしい」と苦情を言われることはなくなりそうです。
もちろんテレワークでのビジネスユーズでも使用可能。ゆったりしたパーソナルスペースを確保できるでしょう。重量は約4.0kg。販売価格は1万3480円(税込、以下同)です。
サンワダイレクトの「プライバシーテント 200-TENT001-T」は、コンパクトにたたんで収納できる個室テント。ポップアップ式で工具を使わずに簡単に設置できます。パソコンの座り作業にぴったりなサイズで、コンパクトなデスクならすっぽり収納できます。
天窓やメッシュ窓などを備えているので、遮光性と通気性を好みに合わせて調整することもできます。
使用時のサイズは約1100(幅)×約1500(高さ)×約900(奥行き)mm、収納時は直径800mm(ベルト部除く)になります。重量は約2.7kg(ケース含む)、サンワダイレクトでの価格は7980円です。
デスクまわりを中心とした、ゲーミング家具ブランド「Bauhutte(バウヒュッテ)」のデスク用テントが「ぼっちてんと BBT1-130」。ネットカフェの個室のように周囲としっかり遮断し、真にゲームに没頭できる閉鎖空間を作れます。
遮光性の高さにこだわった製品で、暗い場所で集中したいというゲーマーやクリエーターには最適な製品と言えるでしょう。
Amazon.co.jpでの販売価格は9981円。サイズは1300(幅)×1500(高さ)×1300(奥行き)mm、重さは2.85kgです。
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