ひげ剃りと言えば、まずカミソリ派とシェーバー派に分かれるのではないでしょうか。あるいは、双方を併用しながら、シーンや気分によって使い分けている方もいるでしょう。
他の家電製品と同様に、電気シェーバーも大きく進化しています。これまでカミソリしか使っていなかった方や、併用していてもカミソリがメインという方も、最新の電気シェーバーをぜひチェックしてみて下さい。
ひげ剃り用のカミソリは、深剃りができる、細かいところまでコントロールしやすいので爽快感がある、そして格段に安価、といったメリットがあります。
一方、電気シェーバーは、肌に対する負担が少ない、使用する場所を選ばない、繰り返し使用できる、といったところが主なメリットです。
電気シェーバーは進化しており、浴室での利用や、カミソリに負けないほどの深剃り、細やかなコントロールなど、かつての短所はほとんど克服されているといえます。
ひげが薄く、ほとんど剃らなくていいという場合には、やはり圧倒的に安価なカミソリに軍配が上がります。しかしそうでなければ、電気シェーバーには数多くのメリットが多いと言えます。
電気シェーバーの駆動形式は「往復式」と「回転式」が代表的です。往復式を採用している代表的なブランドがパナソニックとブラウン。「回転式」の代表格はフィリップスで、それぞれ歴史が長く、愛され続けてきた形式です。
そのほかに日立が独自で採用している「ロータリー式」という駆動形式もあります。ドラム状の刃が回転するタイプで、往復式や回転式にはない、カミソリのような“逆剃り”的な操作ができるのも特徴です。
往復式は内刃が左右に往復するタイプです。深剃りに強いとされており、ひげが濃い方に向いています。ただし、回転式と比べると、駆動音が大きく、肌への負担が若干大きいようです。
回転式は往復式と比べると深剃りは若干弱いとされています。駆動音が静かなので、家族が寝ている間にひげをそる方にはおすすめ。また、肌への負担は往復式より小さいようです。
駆動方式以外に確認すべき点はいくつかあります。シェービングジェルを使っての髭剃りができるのか、また浴室で使用できるかどうかの防水性能、お手入れのしやすさ、そして充電しながら使えるかどうかを決める、充電方式もチェックしたいところです。
「ラムダッシュ ES-ST2S」はパナソニックの往復式3枚刃シェーバー。IPX7基準の防水機能を備えており、浴室での使用、洗顔剤などを使ってのシェービング、本体丸ごと洗いなどが可能です。
独自の「ラムダッシュAI」によりヒゲの濃さを検知、パワフルかつ、肌にやさしく早剃りできます。高速リニアモーター駆動により浴室でのシェービングでもパワーが落ちないのも魅力。「泡メイキングモード」では、洗顔剤やボディソープなどを使って、手軽にシェービング用の泡が作れます。
カラーは白、赤、黒の3色を用意。メーカー希望小売価格はオープン価格、パナソニックストアでの価格は1万1880円(税込、以下同)です。
ブラウンの「シリーズ5 50-B1000s」は、“モーニングレポート”のCMでもおなじみ、世界的ブランドによる往復式シェーバーです。100%防水設計で、浴室でのシェービングが可能です。
肌の凹凸にしっかり密着する3連密着ブレードを搭載、深剃りをシンプルに実現できます。また、「クイック洗浄システム」を採用しており、網刃を外すことなく、簡単かつ清潔に毎日の洗浄ができます。
カラーはブルーのみの1色。実売価格は1万円前後です。
電気シェーバーの原点ともいえる回転式シェーバー、その元祖ブランドであるオランダのフィリップスから発売されたベーシックモデルの「シリーズ3000」です。
5方向可動ヘッドで剃り残しを低減、自動研磨システムとパワーカット刃で、シャープな剃り味を実現しています。
IPX7基準の防水機能で、ウェットシェービングにも対応。ワンタッチオープンヘッドを採用しており、ボタン1つでシェーバーヘッドが開き、水洗いできるのでお手入れは簡単です。
メーカー希望小売価格は7920円。カラーはシルバーとブラックの2色を用意しています。
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