カッターの定番メーカー「オルファ」(OLFA)が展開するアウトドアブランド「OLFA WORKS」から、本格的なアウトドアナイフ「サンガ」(SANGA)が4月28日に発売されます。職人が1本1本研磨した刃と、カッター作りの知識と経験が生んだ設計が大きな特徴。ナイフ1本で薪割りをする「バトニング」にも向いています。
さびなどを気にせず扱いやすいステンレス製で、刃渡り100mm(全長230mm)、刃厚3.2mmのフルタング(刃の鋼材をグリップが挟み込む構造)ナイフ。切ったり削ったりはもちろん、バトニングに耐えうる刃の厚みがあります。
刃は職人が1本1本研磨し、刃先が直線的ではなくゆるやかなハマグリ形状になっています。良く切れるだけではなく、切れ味が持続し、欠けにくい耐久性も備えているとのことです。
刃の背は角が立っており、ファイアースターターをこすりつけることで火花を起こし、着火することができます。刃にはブラスト加工が施され、アウトドアらしいマットな風合いが楽しめます。
グリップは、カッター作りのノウハウを生かした握りやすいエルゴノミックデザイン。高い強度とグリップ力も兼ね備えています。
シース(鞘)はベルトクリップ一体型。3mm厚のポリプロピレンでナイフを守ります。
サンガのコンセプトは「メイドインジャパンの高品質で、日本人の手にもフィットし、日本のフィールドで使いたくなるアウトドアナイフを」──というもの。今シーズン、バトニングに挑戦してみたいという人ならナイフ選びの候補に入れておきたい1本です。
カラーは「オリーブドラブ」と「サンドベージュ」の2種類。価格はそれぞれ6600円(税込)です。
2020年2月にスタートした「OLFA WORKS」。「替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1」は水洗いもできるステンレス製の1.2mm厚刃を装着。刃の手元側にある切り欠きは、熱くなった調理器具を引っかけて持ち上げるといった使い方もできます。
「替刃式フィールドナイフ FK1」は波形の研磨が施された刃を装着しており、ロープやペットボトルといった滑りやすい素材でもしっかりと引っかかります。「替刃式フィールドノコギリ FS1」はのこぎり刃で枝木などのカットに活躍。それぞれ一般的なカッターのように使えるのがポイントです。
ナイフで薪割りをするバトニングで定番のナイフがスウェーデン発の「モーラナイフ」(Morakniv)です。刃背で削って使えるファイヤースターターをグリップ部に内蔵しているものなど、さまざまなモデルがそろっています。価格が手ごろで入手しやすいのも魅力です。
ショッピングサイトではどんなアウトドア用ナイフが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。
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