春めいてくると、ウイルスや細菌の他に花粉なども飛散するため、特に花粉症の人はマスクが手放せなくなりますよね。毎日マスクを着けるなら、コストパフォーマンスが高い「洗えるマスク」がおすすめです。
洗えるマスクは、洗って繰り返し利用でき、使い捨てマスクに比べて、デザイン性が豊かな点も魅力の一つです。ここでは、洗えるマスクの選び方とおすすめの製品を紹介します。春は気温が上昇し汗をかきやすくなるので、蒸れにくいマスクを探してみましょう。
マスクを選ぶときは、まずフィット感に注目しましょう。フィットしないマスクを着けていると、マスクと顔の間に隙間ができ、飛沫が拡散してしまう可能性があります。あるいは、会話中にマスクが上下にずれて、イライラしてしまうかもしれません。
フィット感を高めるには、サイズの合ったマスクを選ぶことと、素材を確認することが必要になってきます。フィット感を重視するなら、ポリウレタン素材を採用した製品がおすすめです。
ポリウレタンは伸縮性が高いため、顔の輪郭に合うように生地をフィットさせられます。あわせて、マスクの形状にも注目しましょう。立体型マスクなら、フィット感を保ちつつ、鼻と口元にはゆとりがあるので息苦しさも軽減されます。
4月に突入すると、気温が上昇し汗ばむような日も増えてきます。長時間マスクを着けていると、マスク内の空気が蒸れてしまい、不快に感じることもあるかもしれません。
汗をかきやすいなら、吸水速乾性に優れたポリエステル素材を採用したマスクを選びましょう。汗を素早く吸収し外に出してくれるので、マスク内の蒸れを抑えることができます。
マスクを選ぶ際は、耐久性にも注目しましょう。洗えるマスクとはいえ、素材によっては何度か洗うと繊維が崩れてしまい、マスクとしての性能が落ちてしまうことがあります。
ポリエステルは、耐久性に優れているので、洗濯後も繊維が劣化しにくいです。吸水速乾性や耐久性を求めるなら、ポリエステルを採用しているか確認しましょう。
普段から頻繁にマスクを使う人の場合、使い捨てマスクだと消費する枚数が増え、コストがかかってしまいます。一方、洗えるマスクなら、何度も繰り返し使えるのでマスクにかかる費用を抑えることができます。
ただし、洗える回数が少な過ぎる場合、コストパフォーマンスは落ちてしまうため、できれば数回程度ではなく10回以上洗濯できるモデルを選びましょう。
また、正しい方法で洗わないと、マスクの寿命を縮めたり、洗濯機が故障したりしますので、洗濯方法については事前に必ず確認しておきましょう。
主に、手洗いにしか対応していないタイプと、洗濯機で洗えるタイプの2つに分けられます。手間をかけたくないなら、洗濯機に対応しているモデルがおすすめです。
アオキの「洗えるマスク サイズ調整可能アジャスター付き」は、外側と内側の両方に抗菌加工を施したマスク。内側には防汚加工も付いており、皮脂や化粧による汚れを防ぎます。
素材としては、外側にポリエステルを使用し、内側にはポリエステルとコットンを使っています。通気性が高い生地なので、マスク内の蒸れを抑えることができます。
アジャスターで耳ひもの長さを調整することが可能です。立体型のマスクなので、耳ひもの長さを合わせれば顔にしっかりフィットします。3枚セットで販売価格は1089円(税込、以下同)です。
西川の「洗って使える マスク 4枚組 男女兼用」は、100回洗えるマスクです。繰り返し利用できる回数がかなり多く、コストパフォーマンスの高いモデルです。洗濯機にも対応していますが、基本的には手洗いのほうが長持ちします。
素材には、ポリエステル95%、ポリウレタン5%を採用。立体構造で生地の伸縮性も高いため、隙間を作らずピタッと顔にフィットさせられます。耐久性が高く、特に耳ひもは3000回の引っ張り検査をクリアしており、非常に丈夫です。
吸水速乾性に優れているので、蒸れを回避し快適に使用することができます。4枚セットで1枚ずつ個包装されています。サイズは、ジュニア、M、Lの3タイプを用意。販売価格は2190円です。
クロスプラスマスクの「PASTEL MASK 洗って繰り返し使える3Dデザインマスク」は、カラーバリエーションが豊富なマスクです。ベーシックカラーからパステルカラーまで、全13種類のカラーを用意。複数のカラーを持っておけば、場面に応じて使い分けることができ便利です。
素材には、ポリエステル95%、ポリウレタン5%を使用。柔らかい生地を使っており、伸縮性に優れています。立体構造により口元の空間のゆとりを保ちつつ、フェイスラインにしっかり密着。通気性が高いため、呼吸がしやすく快適な着け心地を実現しています。
マスクの抗菌防臭性により、嫌な臭いを軽減します。洗える回数は10回が目安です。3枚セットで販売価格は858円です。
LOOKAの「デュアル デザイン マスク」は、デザイン性に優れたマスクです。2色を組み合わせた独自のデザインを採用しており、ファッションの一つとして楽しめます。素材には、ポリエステル90%、ポリウレタン10%を採用し、伸縮性の高さを実現しています。
生地の触り心地は柔らかく、立体構造なのでフィット感も抜群です。吸汗速乾性を備えており、マスク内の汗を瞬時に外に排出してくれます。
抗菌防臭性によって臭いの発生を抑制することができるので、臭いを気にせず長時間でも快適に使用できます。洗濯すれば繰り返し使えます。販売価格は2200円前後です。
スパイスの「ウルトラパフマスクJIGGLY」は、触り心地を追求したマスクです。メイクパフと同じ素材を使うことで、独自のもちもち感を実現しています。弾力性と伸縮性に優れており、耳や顔全体にかかる負担が軽減されます。
立体構造ということもあり、フェイスラインにしっかりフィットします。顔にピッタリ密着するので、会話中のマスクのずれを抑えることができます。鼻と口元にはゆとりがあるので、呼吸しづらいということはありません。
マスクには抗菌加工が施されており、付着した菌の増殖を防止します。洗える回数の目安は100回と非常に多く、抜群のコストパフォーマンスを実現しています。全10色のカラーを用意。販売価格は3100円前後です。
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