リーズナブルで機能的なウェアがそろう「ワークマン」。そんなワークマンのリカバリーウェアが、驚異的な売れ行きを見せています。
第一弾として用意された約211万着は、販売開始からわずか1週間ほどで完売。その後も断続的に入荷を繰り返しましたが、実売期間は平均16日間と、大ヒット製品となりました。
これだけヒットしているのだから効果もあるのだろうと思う一方、実際のところはどうなのか……と気になっている人もいると思います。そこで、筆者が1カ月間使用した後の体感をレビューします。
なお、筆者は3年以上リカバリーウェアを着用しており、今回が初めてではありません。他社製品から変更したことで、何か変化があったかどうかの感想をお伝えします。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
筆者がこれまで着用してきたリカバリーウェアブランドは、主にTENTIAL(テンシャル)やSIXPAD(シックスパッド)、ReD(レッド)、そしてワークマンです。ワークマンのリカバリーウェアも、実は3年ほど前から着ています。
今回着用するのは、2025年秋冬新作として登場した「レディースメディヒールルーム長袖シャツ」です。パンツはテンシャルのリカバリーウェアを組み合わせていますが、このスタイルで1カ月間ほぼ毎日(主に就寝時)着用してみました。
他社リカバリーウェアからワークマンに変更しても、朝の目覚めや起きた時の感覚に違いはありませんでした。もちろん日によって体調は異なりますが、ワークマンのリカバリーウェアに変更したからといって、何かが悪くなったとは感じませんでした。
日中には他社のリカバリーウェアを着用しているので、疲労回復効果の流れをそのまま引き継いでいるのでは……?と感じます。
しっかりと効果を感じたい人は、上下セットで着用することをおすすめします。レディースメディヒールルーム長袖シャツの価格は1900円(税込、以下同)、レディースメディヒールルームロングパンツの価格も1900円。上下セットで3800円です。
リカバリーウェアは年齢を問わず着用できるため、21歳の娘、24歳の息子も使っています。彼らは筆者よりもリカバリーウェア歴が浅いので、効果も実感しやすいかもしれません。
着用後、「体のポカポカ感が違う」と息子は言っていました。メディヒールシリーズは、繊維原料に高純度セラミックスの粉末を独自配合した素材を採用しています。この素材により、体から放出される遠赤外線が輻射され、結果的に血行を促進し、疲労回復をサポートします。そのため体の中から温かさを感じる人もいるようです。
娘に関しては、疲労感が強い日の夜にリカバリーウェアを着ることが多いようです。あまり疲れていない日と同じような目覚めということで、効果を感じている様子です(娘はウォームタイプを着用)。ウォームタイプの価格も、上下で3800円です。
リカバリーウェアは価格が高いというイメージを覆したのがワークマンです。リカバリーウェア上下セットを3000円台で買えるのは破格だと思います。「安かろう悪かろう」と言われることもありますが、メディヒールは一般医療機器としての届出もされており、効果も実証済みです。
安いから効果がないと思うことなく、安くてありがたいとポジティブに考えるのがよいのではないでしょうか。ただ、効果に関しては個人差があります。そのため「お試し」で取り入れるのもおすすめ。最初はトップスだけ使ってみて、効果が実感できたら上下をそろえる……というのも一つの方法です。
すでに、春夏用のリカバリーウェアが並んでいる店舗もあります。一部店舗では、ワンマイルウェアとしても使えるフーディやプルオーバー、ジョガーパンツなども販売されています。
ワークマンのリカバリーウェアは、今後も見逃せないアイテムになりそうです。
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