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【レビュー】「ワークマンのリカバリーウェア」3種類を着てみた 1000円台から買える大人気の疲労回復ウェア 素材感が異なる3種類を比較(1/3 ページ)

» 2025年10月21日 12時10分 公開
[川崎さちえFav-Log]
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 ワークマンのリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」シリーズが話題です。リカバリーウェアとは一般医療機器に分類される「家庭用遠赤外線血行促進用衣」のことで、着用することで疲労回復をサポートします。

フォト ワークマンの「メディヒール」シリーズが話題(筆者撮影)

 リカバリーウェアは各メーカーやブランドからも展開されていますが、ワークマンは大手ブランドの10分の1程度の価格設定から、高い人気を誇ります。2025年秋冬には、24アイテム計200万着を用意しているという意気込みで、ワークマンの注力商品の1つです。

 この記事では、ワークマンのメディヒール3種を比較レビューします。今回は、3種類のトップスレディースメディヒールルーム長袖シャツ(以下、シャツ)メディヒールルームパイル長袖クルーネック(以下、パイル)メディヒールルームトレーナー(以下、トレーナー)を比較します。

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川崎 さちえ

川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。

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期待できる効果は同じ

 ワークマン「MEDIHEAL(メディヒール)」シリーズとは、繊維原料に高純度セラミックスの粉末を独自配合した素材を採用したウェア・アイテムのこと。この素材により、身体から放出される遠赤外線が輻射され、結果的に血行を促進するというものです。

 メディヒールシリーズのウェアに関しては全て一般医療機器としての届出がされており、疲労軽減や血行促進、筋肉のハリ・コリの緩和、筋肉の疲れの軽減などの効果が期待できます(効果には個人差があります)。

フォト メディヒールの仕組み(出典:ワークマン

 メディヒールシリーズには、リカバリーウェアのほかにブランケットやソックス、レギンスなどのアイテムが展開されていますが、一般医療機器ではないものもあります。

 また期待できる医療機器効果は上下セット着用時のものです。しっかりと効果を期待したい人は、上下セットで着用することをおすすめします。

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素材感の違いについて

フォト 上からシャツ、パイル、トレーナーの袖口(筆者撮影)

 メディヒールのシャツ、パイル、トレーナーは期待できる効果は同じものの、素材感は異なります

 シャツはサラッとしていて、少しとろみがあるような肌触りです。ハリなどはなく、テロンとした生地感です。

フォト シャツの素材感(筆者撮影)

 パイルはかすかにザラっとした肌触りです。タオル生地ほどの凸凹はありませんが、似たような感覚があります。

フォト パイルの素材感(筆者撮影)

 トレーナーの肌触りは最も滑らかで、ふわっとした感覚があります。また、3種類の中で最も暖かさを感じます。

フォト トレーナーの素材感(筆者撮影)

 裏地については、シャツとパイルは少しツルッとしています。肌寒い日に着ると、少しひんやりすることがあります。一方でトレーナーは、裏地も暖かさを感じます。

フォト シャツとパイルの裏地はツルッとした素材感(筆者撮影)
フォト トレーナーの裏地(筆者撮影)

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気温で選ぶのがおすすめ

 シャツ、パイル、トレーナーは感じる暖かさが異なるので、気温によって使い分けができそうです。10月上旬時点では、筆者はシャツを着ています。まだまだ暑い日もある時期なので、シャツの薄手の生地は寝ていても暑苦しさを感じません。

 パイルはもう少し寒くなってからが出番になりそうです。パイルは、シャツよりも生地に少し厚みがあります。トレーナーは真冬用と思って良いと思います。ちなみに、10月上旬では暑くて着ていられませんでした(執筆時の夜の気温は15度前後です)。

フォト トレーナーは結構厚手(筆者撮影)

 2024年も筆者はワークマンのリカバリーウェアを着ていたのですが、今回紹介したトレーナーと同じような生地でした。この生地なら、本当に冷える1月、2月でも対応できていました。もちろん地域により取り入れるタイミングは異なると思いますが、トレーナーに関しては着用するのはまだ先だと考えています。

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長く着られそう……?

 メディヒールのリカバリーウェアは、自宅で洗濯可能です。洗濯しても疲労回復効果がなくなってしまうことはありませんが、洗濯を何度かすることで衣類としてのダメージは出てきます。

フォト 上:2024年購入のメディヒール、下:メディヒールルーム長袖シャツ(筆者撮影)

 写真上は、2024年に購入して約4カ月間、ほぼ毎日着用したワークマンのリカバリーウェアです。細かい毛玉ができており、着始めのふんわりとした肌触りもなくなっています。

 写真下は、シャツと同じような素材の「メディヒールルーム長袖シャツ」です。こちらも2024年に購入しました。ぱっと見で分かるようなダメージが少ないです。

 パイルについては2025年に登場した新素材なので、数カ月間使用すると生地がどうなるのか、今の時点では分かりません。少なくともシャツとトレーナーでは、生地のダメージの出方が異なります。着用期間を考えると、シャツがもっともコスパが良いかもしれません。

 価格は、レディースメディヒールルーム長袖シャツとメディヒールルームパイル長袖クルーネックが1900円(税込、以下同)、メディヒールルームトレーナーは2300円です。

フォト トレーナーの背面(筆者撮影)

 少し余談になりますが、今回紹介した3つのメディヒールの中では、トレーナーにだけ背中部分に「MEDIHEAL」のプリントがあります。

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