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「アウトドアナイフ」おすすめ7選【2021年最新版】キャンプで活躍する必須ギア

» 2021年04月20日 19時06分 公開
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 「アウトドアナイフ」はキャンプの料理やさまざまな作業に活躍するギア。ナイフ1本で焚き火の薪を割る「バトニング」に挑戦する人も増えています。

 ナイフの世界は奥深く、国内外のメーカーからさまざまな製品が登場しています。ここでは、初心者が最初の1本として選びやすいモデルをピックアップして紹介します。ナイフ選びの参考にしてください。

アウトドアナイフ

アウトドアナイフ:種類は?

 アウトドアナイフには大きく分けて3つの種類があります。

シースナイフ

 刃と柄(ハンドル)が固定され、使わない時にはシース(鞘)に収めておけるタイプ。固定型なので丈夫なのが特徴で、さまざまな用途に対応できます。刃の鋼材がハンドル後端まで貫通している「フルタング」と呼ばれるナイフは特に頑丈です。バトニング向けには刃の厚さが3.5mm前後〜の厚さがある、堅牢なナイフを選びましょう。

折りたたみ(フォールディング)ナイフ

 刃を折りたたんで柄(ハンドル)に収納できるタイプ。コンパクトになるメリットがあります。

マルチツール

 ナイフに加え、のこぎりや栓抜き・缶切り、ドライバーなどさまざまなコンパクトに一体化されたタイプ。「アーミーナイフ」や「十徳ナイフ」などとも呼ばれます。1本でさまざまな使い道があり、防災用品としてもあると安心です。

アウトドアナイフ:初心者にはステンレス製がおすすめ

アウトドアナイフ

 アウトドアナイフの刃として使われている鋼材には、主に「ステンレス鋼」(ステンレススチール)と「炭素鋼」(カーボンスチール)があります。

 ステンレス鋼は一般的な包丁などにも採用されており、さびにくいのが特徴。一般的な使用なら十分な耐久性もあります。炭素鋼は、料理人が使う高級和包丁などにも使われている鋼材で、優れた切れ味が長持ちし、砥石などで研ぎやすいのが特徴です。ただ、さびやすいので使用後のこまめな手入れや、事前処理が必須です(紅茶とレモン汁に漬けることで皮膜を形成し、さびにくくする手法などあります)。

 初心者が選ぶアウトドアナイフは、十分な性能があり、扱いと手入れが簡単なステンレス製がおすすめです。同じモデルでもステンレスと炭素鋼の両方が存在するナイフもあるので、購入時には確認しましょう。

アウトドアナイフ:法規制に注意!

 アウトドアナイフを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。

 刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法では「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象となっています。

 キャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。(参考:警視庁のWebサイト

アウトドアナイフ:おすすめモデルはコレ!

モーラナイフ(MORAKNIV) モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー ステンレス(MORAKNIV COMPANION HEAVY DUTY STAINLESS)

 創業100年以上というスウェーデンのナイフブランド「モーラナイフ」(MORAKNIV)。アウトドア向けの定番モデル「モーラナイフ コンパニオン」(MORAKNIV COMPANION)のうち、刃厚3.5mmのヘビーデューティーモデルです。刃渡りは約104mmと十分で、バトニング用として愛用している人が多いモデルの1つ。ハンドルはフィットしやすいラバーを採用し、プラスチック製のシースが付属します。国内正規価格2860円(税込)と手ごろなのも人気のポイントです。

 同モデルで炭素鋼(カーボンスチール)のものや、刃厚2.5mmで料理などにも使いやすい「モーラナイフ コンパニオン MG」(MORAKNIV COMPANION MG)など、さまざまなモデルがラインアップされています。

オピネル(OPINEL) ステンレススチール

 フランス発の「オピネル」(OPINEL)は定番の折りたたみアウトドアナイフ。ミニサイズの「#6」(刃渡り約73mm)からスタンダードな「#8」(刃渡り85mm)、野菜などを切るのに便利な「#12」(刃渡り約120mm)まで6サイズがそろっており、価格も手ごろ。ブナ材のハンドルは手になじみます。折りたたんだ刃が出ないようにするロック機構も備えています。

ユニフレーム(UNIFLAME) ギザ刃キャンプナイフ

 焚き火台などが人気のアウトドアブランド「ユニフレーム」(UNIFLAME)のステンレス製折りたたみナイフ。刃渡り95mmという料理に使いやすいサイズで、先端のギザ刃がかみ込んで切りやすくなっています。刃物の産地、岐阜県関市で製造される国産品。メーカー価格は1200円(税込)です。

ユニフレーム(UNIFLAME) UFブッシュクラフトナイフ

 ユニフレームから登場した国産ブッシュクラフト用ナイフ。ステンレス製の刃渡り約11cm・刃厚3.5mmのフルタングという、バトニングもこなせる頑丈な仕様です。刃の背は角が立っており、メタルマッチも使用可能。ABS樹脂製シースが付属します。メーカー価格は5500円(税込)です。

ジー・サカイ(G・サカイ) アウトドアクッキングナイフ 直刃

 刃物の産地、岐阜県関市の刃物メーカー「ジー・サカイ」(G・サカイ)は、包丁などのほか、さまざまなアウトドアナイフもそろえています。「アウトドアクッキングナイフ 直刃」は刃渡り140mmのスリムなナイフ。高品質な6Aステンレス鋼を使用し、切れ味を長く保ち、さびにくいとしています。ハンドルはラバー製。プラスチック製のシースが付属します。メーカー価格は3194円(税込)。

ビクトリノックス(VICTORINOX) フィールドマスター

 「スイスアーミーナイフ」とも呼ばれる、マルチツールの代表的なブランドがスイスの「ビクトリノックス」(VICTORINOX)です。「フィールドマスター」は大小のナイフとはさみ、缶切り・栓抜き、プラス/マイナスドライバー、のこぎりなど15ツールを長さ91mmのハンドルに収納。日常生活からアウトドア、防災用途まで、1つあると便利なツールです。国内正規価格は5104円(税込)。

レザーマン(LEATHERMAN) サイドキック(SIDEKICK)

 米国のマルチツールブランド「レザーマン」(LEATHERMAN)のシンボルがプライヤー搭載モデル。「サイドキック」(SIDEKICK)はキャンプなどのアウトドア活動を想定したモデルで、のこぎりやナイフなどをコンパクトに収納しています。プライヤーはスプリングアクション機構のおかげで使いやすく、熱いものをつかむなど、キャンプでも活躍します。カラビナとナイロンケースが付属。メーカー価格は1万1000円(税込)。

アウトドアナイフ 最新ランキング

 ショッピングサイトではどんなアウトドアナイフが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。

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