お家の中で家族みんなで楽しめるものはないかとお困りなら、「すごろく」で遊んでみるのはいかがでしょうか? すごろくは、ボードを囲んで行うゲームなので、遊びながらコミュニケーションを楽しむこともできます。
すごろくは、サイコロを振って出た目の数だけマスを進め、ゴールを目指すゲームです。このルールをベースに、日本だけでなく海外にも多種多様なすごろくゲームがあります。みんなが興味を持ちそうなすごろくを探して、お家時間を楽しく過ごしていきましょう。
すごろくで遊ぶときは、自分だけでなく相手が楽しんでくれるかを考える必要があります。例えば、子供と一緒に遊ぶ場合は、その子がどこまで読み書きができるか、計算ができるかを考え、無理のない範囲で遊べるゲームを選ぶことが大切です。
また、ボードゲームを普段やらない初心者と遊ぶ際は、ルール説明がほとんどいらない、誰もが知っている「人生ゲーム」のようなメジャーなすごろくを選ぶのが無難でしょう。
特に人生ゲームは、マスごとにさまざまなライフイベントが用意されていますので、書かれている内容をきっかけに話題を広げることもできます。ゲームを通じて家族とコミュニケーションを取りたいという場合にも、ピッタリのゲームと言えます。
普段からボードゲームを遊んでいる人が相手なら、戦略性が必要になる「モノポリー」などのゲームをプレイするのがおすすめ。モノポリーは、いかにして盤面の財産を独占するかを戦略的に争うもので、世界的にとても人気のあるゲームです。
すごろくは、文字を読んだり計算をしたり、頭を使う要素がたくさんあるゲームです。そのため、遊びながらでもある程度の学習効果が期待できます。ただ、知育目的ですごろくを遊ぶ場合でも、基本的には子供が興味を持てるような題材を選ぶことが大切になります。
例えば、生き物が好きな子供には、動物園や水族館をモチーフにしたすごろくがおすすめ。園内や館内を周りながら、マスに描かれた生物の写真やイラスト、豆知識に触れることができ、知的好奇心を刺激することができます。
ある程度、読み書きができるという場合は、日本一周や世界一周が疑似体験できるようなすごろくもよいでしょう。盤面のマスを周りながら、各地の地名や名物、世界遺産などの知識に触れることができます。
子供と一緒に遊ぶなら、子供が挫折しないよう難易度の確認は必須となります。難易度をチェックする際は、対象年齢やルール、プレイ時間などに注目してみてください。
対象年齢は3歳以上、6歳以上、8歳以上に設定されていることがほとんど。判断基準の1つとして、チェックしておきましょう。ただし、対象年齢が合っていたとしても、ルールが複雑でなかなか理解できないというケースもあります。
例えば、モノポリーは対象年齢が8歳以上ですが、不動産の売買や破産、抵当など難しい用語の理解が必要だったり、事前に把握しておくべきルールが細かかったりするため、8歳以上の子供でも分からなくなってしまう可能性があります。
あわせて、プレイ時間も確認しておきましょう。10分以内で終わるタイプや、30分・90分かけて長時間遊べるものなど、商品によって所要時間に差があります。子供の集中力がどの程度続くのかを考えながら、選ぶようにしましょう。
タカラトミーの「人生ゲーム」は、人生を疑似体験しながら、億万長者を目指していくゲーム。言わずと知れたロングセラー商品で、ルーレットを回し、コマを進めながら、資産を増やしていくというシンプルなゲーム性が特徴的です。
基本となるベーシックステージの他、スタートダッシュエリア、ギャンブルエリア、ドリームトレジャーエリア、キャリアアップエリアなどの4つの追加エリアを組み合わせて遊ぶこともできます。組み合わせパターンは、全16種類と充実しています。
対象年齢は6歳以上で、子供から大人までみんなで遊べるゲームとなっています。販売価格は4378円(税込、以下同)です。
ハズブロの「モノポリー ジュニア」は、不動産売買を行いながら資産を築き上げていくボードゲームです。戦略性が高く世界中で愛されているモノポリーですが、子供には少し難しいという場合もあると思います。そんなときこそ、このモノポリー ジュニアがピッタリ。
子供向けにシンプルで分かりやすく設計されており、子供でもモノポリーを楽しむことができます。マスの数も通常より少なく、取引もシンプルで、素早く行えます。
動かすコマには犬や猫などかわいいものが用意されており、親しみやすくなっています。対象年齢は5歳以上で、2〜4名で遊べるゲームです。販売価格は2000円前後です。
アーテックの「1年のぎょうじすごろく」は、対象年齢3歳以上、プレイ人数2〜4名のボードゲーム。マスには年中行事に関する言葉やイラストが描かれており、すごろくをしながら季節ごとの行事について学ぶことができます。知育目的に使えるすごろくです。
書初め、節分、端午の節句、お盆、秋分の日など、1年の各行事について、それがどんなものなのか子供に教えるきっかけにもなるでしょう。
文字が大きめですし、漢字にはフリガナがふってありますので、小さな子供でも楽しめる仕様です。販売価格は600円前後です。
アーテック「すごろくゲーム 水族館&動物園 2個セット」は、わくわくすいぞくかんすごろくと、わくわくどうぶつえんすごろくがセットになった商品です。
幼児を対象としているすごろくなので、特に動物園のすごろくは、ひらがなとカタカナで書かれており、小さな子でも読みやすくなっています。
動物や海の生物の写真、豆知識などが見られるので、生き物が好きな子にはピッタリのゲームです。販売価格は1200円前後です。
メガハウスの「地球まるごとすごろく」は、ビニール製の地球儀を使って地球一周が楽しめるすごろく。空気を入れて膨らませる立体の地球儀を使っている点が、最大の特徴です。日本から出発し、一周して戻ったときにお金をたくさん持っている人が勝ちとなります。
ルーレットを回し出た数字に従って、コマを移動させていくゲームです。コマは吸盤でマス目にピタッとくっつく仕様。
マス目には国名や地名が書かれており、世界遺産の豆知識に触れることもできます。遊びながら地理の知識が増えるなど、学習効果も期待できます。
対象年齢6歳以上で、プレイ時間は30〜90分と長め。2〜6人で遊べるゲームです。メーカー希望小売価格は4378円です。
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