定番のブロック「レゴ」と任天堂「スーパーマリオ」がコラボした「レゴ スーパーマリオ」が日本で先行発売されました。スーパーマリオの世界をレゴで再現できるだけではなく、スマートフォンと連携するマリオのフィギュアで遊べる、ちょっとした知育玩具(エデュテイメントトイ)になっています。
ファミコン(NES)時代の懐かしいマリオを再現する「大人のレゴ」も発売が決定しました。大人も欲しくなってしまう、レゴとマリオのコラボ商品を紹介します。
最近はゲーム以外の世界での活躍が著しいマリオ。レゴジャパンが2020年7月10日に日本で先行発売した「レゴ スーパーマリオ」は、「これまでのスーパーマリオとの触れ合い方を変えるものになる」といいます。
基本となる「スターターセット」には、マリオのフィギュアに加え、グリーンの土管やゴールポール、クリボー、クッパJr.などスーパーマリオでおなじみの仕掛けやキャラクターが含まれており、スーパーマリオのコースを作って楽しめます。
マリオのフィギュアは単なるレゴのフィギュアではありません。目とお腹の部分にカラーディスプレイが組み込まれており、さまざまな表情や反応を演出できるようになっています。スピーカーや、動作を検知するモーションセンサー、ブロックの色を判別するカラーセンサーも搭載。スマホとBluetooth接続し、専用アプリ(iOS/Android)と連携して遊べるというハイテクトイなのです。
マリオを動かし、アクションブロックが付いたクリボーを踏みつけると、おなじみの効果音とともにコインをゲット──と、さまざまなギミックが用意されています。こうした仕掛けを組み合わせたコースを作り、時間内にゲットできるコインの数を競い合うといったインタラクティブな遊びが楽しめるのが「レゴ スーパーマリオ」の特徴です。作ったコースはスマホアプリを通じて友だちと共有するといったこともできます。
レゴとしても新機軸の商品となる「レゴ スーパーマリオ」。日本先行発売では、マリオのフィギュアを含む「スターターセット」と、拡張セット 2セットが登場しました。
フィギュア「レゴ マリオ」が付属する基本セット(6歳〜、231ピース)。土管から始まるコースを作り、ハテナブロックに乗ったり、クリボーやクッパJr.と戦ったりしてコインを集めながらゴールポールを目指す──という、スーパーマリオの世界がレゴで楽しめます。
レゴ マリオは拡張セットには付属しないので、まずはスターターセットの購入が基本になります。組み立ては専用スマホアプリの説明を見ながらできるようになっています。
スターターセットに追加して遊ぶ拡張セット「サンボ の さばく チャレンジ」は、砂漠エリアが舞台です。ハンマー台にレゴ マリオを乗せ、ハンマーを大きく振ってサンボを倒すチャレンジが楽しめます。
拡張セット「パックンフラワーの バランス チャレンジ」」では、シーソーにレゴ マリオを乗せ、両端のパックンフラワーにぶつからないようにバランスよく行ったり来たりする「バランスチャレンジ」が楽しめます。砂漠でクリボー、ノコノコと戦ったり、タイムブロックで制限時間を延ばしたりといったギミックも。
2020年7月現在、販売されているのはスターターセットと拡張セットの計3セットですが、2020年8月1日には「レゴ スーパーマリオ」の世界を広げる拡張セットやパックの発売が予定されています。
拡張セットでは、「ヨッシー」や「キノピオ」「ドッスン」などおなじみのキャラクターが含まれるものや、マリオのライバル「クッパ」とその本拠地「クッパ城」も登場します。
「キャラクターパック」は、「ハタクリボー」や「ゲッソー」などを追加できるパック。「ファイアマリオ」「ネコマリオ」などの「パワーアップ パック」では、ゲームのようにマリオを変身させて遊べるようになります。
レゴと任天堂のコラボ商品として、大人向けの「LEGO Nintendo Entertainment System」も2020年8月1日に発売されます(オープン価格)。「Nintendo Entertainment System」(NES、海外版の「ファミリーコンピュータ」)と初代「スーパーマリオブラザーズ」の世界をレゴブロックで再現しています。
ピース数2646個という組み立て応えのあるセット。NESのロック機構付きカセットスロットや、専用コントローラー、ゲームカセットなどをレゴブロックで再現しています。当時を思わせるブラウン管テレビの画面には初代「スーパーマリオブラザーズ」が表示され、テレビのハンドルをまわすと8ビットマリオが画面上を動くというギミックもあります。
レゴ マリオフィギュアとも連動し、テレビの上にあるアクションブロックを読み取ると、おなじみのBGMとともに敵キャラクターや障害物、パワーアップアイテムにレゴ マリオが反応する仕掛けです。新旧のマリオで親子ともども楽しめそうです。
子ども時代に8ビットのスーパーマリオで楽しんだ大人にとっては懐かしいセット。オブジェとして部屋に飾っても楽しめそうです。
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