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» 2020年07月14日 18時40分 公開

「スポットクーラー」おすすめ4選 工事不要、エアコン取り付け不可の部屋でも涼しく快適に【2020年7月最新版】

ルームエアコンを取り付けられない部屋でも涼しい風を送ってくれる「スポットクーラー」。宅内の移動もできる置き場所の自由度の高さもメリットの1つです。ただ、使用時には考慮すべきポイントも。スポットクーラーを選ぶポイントと、おすすめモデルを紹介します。

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 ルームエアコンが取り付けられない部屋でも、工事不要で設置でき、涼しい風を出してくれる「スポットクーラー」。コンパクトなモデルが多く、宅内のさまざまな場所を冷風で快適にしてくれます。

置き場所の自由度が高い「スポットクーラー」(写真はアイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」) 置き場所の自由度が高い「スポットクーラー」(写真はアイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」)

 ここではスポットクーラーの選び方とおすすめモデルを紹介していきます。

エアコンが取り付けられなくても……工事不要、置き場所の自由度が高い「スポットクーラー」

 「スポットクーラー」は、扇風機やサーキュレーターなどと異なり、一般のエアコンと同様に「熱交換」方式によって冷風を送り出す装置です。ルームエアコンは室内機と室外機に分かれていますが、スポットクーラーはこれが一体化したものというイメージ。室外機が不要で、固定して設置する必要もないため、工事不要でさまざまな場所に置けるのが特徴です。キャスターが付いたものなら宅内の移動も簡単です。

コンプレッサー式で除湿するコロナの「どこでもクーラー(冷風衣類乾燥除湿機)」 コンプレッサー式で除湿するコロナの「どこでもクーラー(冷風衣類乾燥除湿機)」

 冷風を出す家電として「冷風扇」(れいふうせん)がありますが、これは水の気化熱を利用して冷たい風を送り出すもの。ここで紹介するスポットクーラーとは全く異なります。

排熱用のダクトをチェック

 どこにでも置けるのがスポットクーラーのメリットですが、注意しておきたいのは「冷風と同時に熱も排出する(普通は背面から)」ということ。「エアコンの室内機と室外機が一体化したもの」というイメージ通りで、これは原理上避けることができません。このため、閉め切った室内で排熱を室外に逃がさずに冷風運転を続けると、むしろ室温が上昇することになるので注意が必要です。スポットクーラーのメーカーもその旨を説明しています。

窓用のパネルとダクトで屋外に排熱できるモデルも(写真はアイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」) 窓用のパネルとダクトで屋外に排熱できるモデルも(写真はアイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」)

 ある程度の大きさのモデルでは、背面の排熱口に取り付けるエアダクト(ホース)が付属していることが多く、ダクトを通じて室外に熱を逃がせます。ダクトを窓枠に取り付けられるパネルが付属するモデルもあり、これを利用すれば屋外に排熱して室温の上昇を抑えられます。利用する部屋や設置環境に応じてチェックしておきましょう。

 冷房能力は「kW」(キロワット)で示されており、家庭用は2kW程度のものが多くなっています。その場合、電気は8A(アンペア)程度が必要になるので、使用してもブレーカーが落ちないかどうか確認しましょう。

ドレン水の処理、おすすめは「ノンドレン」

 スポットクーラーでは内部で水(ドレン水)が発生しますが、内部で蒸発させることで処理が不要な「ノンドレン」タイプなら、たまった水を排出する手間が省けるのでおすすめです。

タンクが満水になると運転を停止したり、送風運転に切り替えてくれる機能を備えた機種がオススメ( タンクが満水になると運転を停止したり、送風運転に切り替えてくれる機能を備えた機種がオススメ(写真はナカトミ「ミニクーラー MAC-10」 出典:Amazon)

 ただ、ノンドレンタイプでも湿気の多い部屋で利用する場合はタンクに水がたまることがあり、この場合は手動で処分する必要があります。除湿をメインにうたったモデルでは、取り外し可能な大容量タンクを備えることで、排出作業の負担を抑えているものもあります。

 また、スポットクーラーはコンプレッサーなどの動作音が比較的大きくなるので、就寝時などに使いたいのであれば運転時の音も確認しておきましょう。

スポットクーラー:おすすめモデルはコレ!

ナカトミ「移動式エアコン(冷房)MAC-20」

 冷暖房器具などを販売するナカトミの「移動式エアコン(冷房)MAC-20」は、Amazon.co.jpのカテゴリ(「スポットエアコン」)でベストセラー1位(2020年7月14日現在)のモデルです。

ナカトミ「移動式エアコン(冷房)MAC-20」 ナカトミ「移動式エアコン(冷房)MAC-20」

 冷風・除湿・送風の運転切り替えが可能。本体サイズは37(幅)×34.5(奥行き)×70.5(高さ)cmとコンパクトです。重さは約22kgですが、キャスター付きでスムーズに移動できます。冷房能力は2.0kW(50Hz)/2.3kW(60Hz)、消費電力(強)は750W(50Hz)/770W(60Hz)。

 ノンドレン構造になっており、冷風運転時はドレン水の排出が不要(除湿時はホースで排出が必要)。付属する排熱ダクトと窓枠パネルを使えば、背面からの排熱を室外・屋外に逃がせるようになっています。

ナカトミ「ミニエアコン MAC-10C」

 ナカトミ「ミニエアコン MAC-10」は、サイズが29.5(幅)×29.5(奥行き)×44(高さ)cm、重さが約13kgというコンパクトなモデル。卓上での利用も可能とうたっています。

ナカトミ「ミニエアコン MAC-10C」 ナカトミ「ミニエアコン MAC-10C」

 冷房能力は0.41kW(50Hz)/0.43kW(60Hz)、消費電力は188(50Hz)/215W(60Hz)。能力は高くありませんが、置き場所を選ばないため、キッチンやウォークインクローゼット、風呂上がりなど、さまざまな場所で利用できます。付属するダクトを冷風口に取り付ければ送風の向きを自由に変えられ、排熱口に装着すれば排熱を室外に逃がせます。

 ドレン水は内部にたまりますが、タンクがいっぱいになると冷風運転から送風運転に切り替わり、満水であることを表示灯の点滅で知らせてくれます。

アイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」

 家電に積極的に進出しているアイリスオーヤマ。同社が2020年7月に発売したばかりのスポットクーラーが「ポータブルクーラー」です。

アイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」 アイリスオーヤマ「ポータブルクーラー」

 ドレン水を内部で蒸発させるノンドレンタイプ。湿度が多い部屋ではタンクがドレン水で満杯になることがあり、その際は自動で運転を停止します。排熱ダクトを窓に取り付けるために付属する3枚式窓パネルは、雨や虫の侵入を防ぐ網付きです。

 冷房能力は2.0kw(50Hz)/60Hz(2.2kw)、消費電力は620W(50Hz)/720W(60Hz)。サイズは35(幅)×34.3(奥行き)×70.4(高さ)cm、重さは約22kgと、このクラスでは標準的。移動に便利なキャスターも付いています。

コロナ「どこでもクーラー(冷風・衣類乾燥除湿器)」

 冷暖房器具メーカー、コロナの「どこでもクーラー」は冷風に加え、除湿と、除湿による衣類乾燥をうたったモデルです。

コロナ「どこでもクーラー(冷風・衣類乾燥除湿器)」 コロナ「どこでもクーラー(冷風・衣類乾燥除湿器)」

 消費電力(1日10L除湿モデル)は除湿時で205W(50Hz)/215W(60Hz)、冷風時で220W(50Hz)/240W(60Hz)。冷風時の消費電力は低めですが、その分冷房能力はあまり高くなく、除湿での出番が多くなりそうなモデルです。

 1日の除湿量によって6.3L、10L、18Lの3モデルがあり、10Lモデルは持ち運びに便利な取っ手付きの5.8リットルタンクを搭載。満水になったら自動で運転を停止し、メロディーで知らせます。布製の排熱ダクトが付属しており、熱を室外に逃がせますが、窓枠は別売りです。

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