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» 2020年07月04日 15時00分 公開

「DCモーター扇風機」おすすめ3選 きめ細かい風量調整で涼しく過ごそう【2020年最新版】

間もなく夏本番です。涼をとるために「扇風機」の購入を検討している人も少なくないでしょう。この記事では、中〜高価格帯の扇風機に多い「DCモーター」搭載モデルについて、チェックすべきポイントを確認しつつ、それを踏まえたおすすめモデルを紹介します。

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 間もなく本格的な夏を迎えます。エアコンやクーラーの補助、あるいは“優しい風”を求めて扇風機を買おうと考えている人もいると思います。

 最近、中〜高価格帯では「DCモーター扇風機」なるものが増えています。一般的な扇風機と何が違うのでしょうか。そして、何に注目して選ぶべきなのでしょうか。解説していくと同時に、チェックポイントを踏まえたおすすめ製品を紹介します。

DCモーター扇風機 「DCモーター扇風機」は何が違う?(日立「HEF-DC6000」)

「DCモーター」とは? そのメリットは?

 中学校の理科や技術科でも学習することですが、電流(電気の流れ)には大きく「交流(AC)」と「直流(DC)」の2種類があります。「+極と−極が常に一定な電流が直流、両極が1秒間に一定回数入れ替わる電流が交流」「乾電池が流す電流は直流、コンセントから流れる電流は交流」と習った人も少なくないはずです。

 電気を動力にする「モーター」にも、電流の種類に合わせて「AC(交流)モーター」と「DC(直流)モーター」が存在します。昔の扇風機は、ほぼ例外なくACモーターを使っていましたが、先述の通り、最近の中〜高価格帯の扇風機は直流電流を用いるDCモーターを使うモデルが増えています。コンセントからの交流電流を、わざわざ直流に変換してからモーターを回して風を送っているのです。

 ここで、「なぜ、電流を変換してまでDCモーターを使うのか?」という疑問が生じます。一般に、DCモーターには以下のようなメリットがあると言われています。

  • 回転数を調整しやすい→風の強さを細かく調整できる
  • 動作時の騒音を抑えやすい→静かな環境でも使いやすい
  • 低回転数なら消費電力が少ない→電気代を抑えられる
  • モーターを小型化できる→本体もコンパクトにできる

 「優しい風を静かに送ってほしい」「エアコンやクーラーの補助として使いたい(サーキュレーターの代わりに使いたい)」ということなら、DCモーター扇風機が最適解です。

 一方で、DCモーターにもデメリットもあります。

  • モーター内部の部品が多い→ACモーターよりも稼働寿命が短い傾向にある
  • 回転数が大きいとACモーターとの消費電力差が少ない→「強風」メインに使う場合はメリットが薄くなる

 「夏場は常に強風がいい!」「扇風機は夏にしか使わない!」という人であれば、DCモーター扇風機ではなくACモーター扇風機を買った方が幸せになれます。

 なお、「リモコン操作対応」「羽根の形状へのこだわり」といったモーター以外の要素も価格を押し上げる要因となりますが、これはACモーターでもDCモーターでも変わりはありません。

風量調整 DCモーターの最大のメリットは、風量を細かく調整しやすいことです。“超”弱い風を起こしたり、サーキュレーター代わりに利用したりする場合はDCモーター扇風機がおすすめです(出典:パナソニック)

離れた場所から操作したい? 「リモコン」の有無をチェック

 扇風機といえば、土台にあるボタンで風量を調節したりタイマーを設定したりするのが当たり前……だった時代もありました。しかし、最近の扇風機は中〜高価格帯の機種を中心に赤外線リモコンで操作できるものが増えています。上位機種だと、リモコンで首振りのオン/オフもできることがあります。

 DCモーター扇風機は中〜高価格帯のものが多く、リモコン付きのモデルも多いです。ただし、手頃な価格のものは、リモコン操作に対応しないものもあります。「少しでも安く……」という場合は、あえてリモコンなしのモデルを探すのも手です。

リモコン 価格帯もあり、DCモーター扇風機の多くはリモコン操作に対応しています(出典:アイリスオーヤマ)

風量重視? 風質重視? 「羽根の枚数」をチェック

 扇風機の羽根には、メーカーがそれぞれにこだわりを込めています。羽根において一番注目すべき要素は枚数です。

 一般的に、羽根の枚数は「騒音(駆動音と風音)」と「風量」「風質(起きる風のなめらかさ)」に影響するとされています。羽根の枚数が少ない扇風機は駆動音を抑制しつつ強い風を起こしやすく、逆に多い扇風機は1回転のうちに送り出す風が多くなるため“なめらかさ”を感じやすい、といった感じです。

 DCモーター扇風機のメリットは低回転数動作にあるので、それを生かすべく、あえて羽根の枚数を増やして“やさしい風”を極めたモデルもあります。「羽根の枚数が増えると、風音が大きくなるのでは?」と心配になる所ですが、先述の通り、メーカーごとに風音を抑制するための工夫を凝らしているので、それほど心配する必要はないでしょう。

 逆にいうと、風量を重視するなら、あえて羽根の枚数の少ないモデルを検討してみるのも手です。

羽根の枚数 扇風機の羽根は、枚数が増えるほど風の当たりが良くなりますが、その分風を切る音も発生しやすくなります。そのため、各社では羽根の形状や角度などに工夫を凝らして、風切り音の抑制を図っています(出典:パナソニック)

おすすめのDCモーター扇風機はこれ!

 上記のポイントを踏まえた上で、おすすめのDCモーター扇風機を3機種紹介します。

LFD-306L(アイリスオーヤマ)

 アイリスオーヤマのロータイプ(背が低めな)DCモーター扇風機です。7枚羽根を備え、首振りを含む各種操作をリモコンで行えます。税込みの実売価格は8000円前後です。

 リモコン付きのDCモーター扇風機としては価格は手頃で、「DCモーター扇風機入門機」としても最適です。

LFD-306L

F-CT338(パナソニック)

 パナソニックのリビング向けDCモーター扇風機です。7枚羽根を備え、首振りを含む各種操作をリモコンで行えます。税込みの実売価格は1万8000円前後です。

 DCモーターのメリットを生かして風量調整を7段階で細かく行える他、高原に吹くような優しい風を再現した「1/fゆらぎ」機能や、睡眠時に最適な風を起こす「おやすみモード」、室温に応じて風量を5段階で自動調整できる「温度センサー」も備えています。

F-CT338

YWX-BGD301(山善)

 山善の壁掛けタイプのDCモーター扇風機です。5枚羽根を備え、首振りを含む各種操作をリモコンで行えます。税込みの実売価格は8000円前後です。

 壁掛けタイプなので取り付け時に金具(付属)の取り付け作業が必要ですが、高い位置から送風できることが何よりのメリットです。風量は5段階で調整できます。首振り角度は左右45度ずつ(計90度)なので、設置場所を工夫すれば部屋にくまなく風を送れます。

YWX-BGD301

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