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» 2020年07月20日 18時11分 公開

「窓用エアコン」おすすめ7選 業者工事不要で取り付けて、すぐに涼しい【2020年最新版】

住宅の窓に設置して使える「窓用エアコン」。業者による工事が不要で、壁に穴を開けられない賃貸住宅などでも取り付けることができ、届いたその日から利用できるのがメリットです。一方で特有のデメリットもあります。窓用エアコンのチェックポイントとおすすめ機種を紹介します。

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 住宅の窓に設置して使える「窓用エアコン」(ウインドウエアコン)。専門業者による取り付け工事が不要で、賃貸住宅で壁に穴を開けられない部屋などでも手軽に設置して冷房できるのが特徴です。

窓用エアコン 窓用エアコン(写真はコロナ「CW-1620」)

 ここでは窓用エアコンのメリットとデメリット、チェックしておきたいポイント、おすすめ商品を紹介していきます。

窓用エアコン:壁の穴開け不要! 届いたその日に取り付けられる

窓に取り付けて使える 窓に取り付けて使える(写真はコロナの製品)

 「窓用エアコン」の名の通り、窓に取り付けて使えるエアコンです。一般のエアコンは室内機と室外機に分かれており、住宅の壁の穴を通してつながっていますが、窓用エアコンは室内機と室外機が一体化したイメージ。窓枠に取り付ければ即使えるので、壁に穴を開ける必要がなく、室外機を置くスペースがない場合でも設置できます。賃貸住宅など、エアコンの取り付けに制約がある部屋への取り付けに向いています。  

 窓枠への取り付けは難しくなく、専門業者の施工は不要で個人で行えます。暑い季節に窓用エアコンを設置しておき、涼しくなってきたら取り外して保管しておく──といった使い方もできます。

 どこにでも置けるエアコンとして「スポットクーラー」がありますが、スポットクーラーは室内を移動して使えるメリットがある代わりに、排熱を室外に出さないと冷房効果が上がりません。窓用エアコンは据え置き型で、室内を移動して使うことはできませんが、排熱を確実に窓外に出せる形なので、スポットクーラーに比べると冷房の効率は高くなります。

窓用エアコン:冷房能力をチェック デメリットは?

 窓用エアコンを選ぶ際は、冷房能力(だいたい1.4kW〜1.9kW)と適用床面積(畳数)をチェックしましょう。適用床面積は木造と鉄骨では異なり、断熱効果の低い木造のほうが適用床面積は狭くなります。また、冷房能力と適用床面積は電源(AC100V)の周波数でも異なり、同じエアコンでも西日本(60Hz)のほうが東日本(50Hz)より冷房能力は高く、適用床面積は広くなります。

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 窓用エアコンが対応できるのは8畳程度までの部屋。十数畳あるリビングなどの冷房用には向いていません。また、窓用エアコンは分離型のエアコンに比べると電気代は高くなる傾向にあります。

 窓用エアコンでは「ドレン水」が発生しますが、内部で蒸発させることで処理が不要な「ノンドレン」タイプがおすすめ。ただ、湿度が高い場合などは内部処理が間に合わずにドレン水が出ることがありますので、設置場所によってはホースを取り付けるなどして処理する必要があります。

 窓用エアコンは「室内機と室外機が一体化したイメージ」の通り、コンプレッサーなどが内蔵されていますので、室内を含めて動作音は比較的大きくなります。背面からは排熱が出るため、隣家の窓に隣接する形で設置してしまうと熱や騒音でトラブルになりかねないので、設置場所選びには注意しましょう。

窓用エアコン:取り付けできるかどうかチェックしておこう

 業者の工事不要で即日使えるのが窓用エアコンの大きなメリットですが、実際に取り付けたい窓で使えるのかどうか、事前のチェックが欠かせません。

コロナのWebサイトでは、取り付け可能な窓を説明している コロナのWebサイトでは、取り付け可能な窓を説明している

 窓用エアコンには標準の窓枠が付属しています。各エアコンメーカーのWebサイトでは、取り付け用の説明書がダウンロードできるようになっていますので、取り付けたい窓に設置が可能かどうか確認しましょう。高さのある「テラス窓」用の窓枠は基本的に別売りです。

 窓枠を取り付けた窓は半開き状態になるため、防犯上からも補助錠を取り付けましょう。補助錠は同梱されていませんので、別途購入する必要があります。

 また、窓用エアコンはほとんどが重さ20kgオーバー。1人で持ち上げて設置できるかどうか自信がない場合は、誰かに手伝ってもらったほうがいいかもしれません。

 使用する電源コンセントも要チェック。消費電力が大きい家電なので、いわゆる“タコ足”配線は避けましょう。

窓用エアコン:おすすめモデルはコレ!

スタンダードなモデル コロナ「CW-1620」「CW-1820」

 冷暖房器具メーカー、コロナが販売するスタンダードな窓用エアコン「CW-1620」(1.4kW〜1.6kW)と「CW-1820」(1.6kW〜1.8kW)です。

コロナ「CW-1620」 コロナ「CW-1620」

 CW-1620は4〜6畳(6〜10平方m)/50Hz(東日本)、4.5〜7畳(7〜11平方m)/60Hz(西日本)が目安。CW-1820は4.5〜7畳(7〜11平方m)/50Hz(東日本)、5〜8畳(8〜12平方m)/60Hz(西日本)が目安です。

 ドレン水を内部処理する「ノンドレン」機構に加え、ドレン水に銅イオンを満たすことで細菌の繁殖を抑える「ドレン水除菌」、運転停止後にエアコン内部を乾燥させる「内部乾燥モード」などを備えています。液晶リモコン付き。サイズ・重さは両機種とも750(高さ)×335(幅)×240(奥行き)ミリ・21.0kg。

・コロナ「CW-1620」

・コロナ「CW-1820」

実勢価格の安さなら ハイアール「JA-16U」「JA-18U」

 ハイアールの「JA-16U」(1.4kW〜1.6kW)と「JA-18U」(約1.6kW〜1.9kW)は、2020年7月現在、実勢価格が3万円台前半〜と、窓用エアコンの中では安いほうのモデルです。

ハイアール「JA-16U」 ハイアール「JA-16U」

 JA-16Uは鉄骨で6〜7畳、木造で4〜4.5畳が目安。JA-18Uは鉄骨で7〜8畳、木造で4.5〜5畳が目安となっています。

 運転音はそれぞれ室内で55〜57dB、室外で64dB。ドレン水を内部処理する「ノンドレン機構」を採用しています。液晶リモコン付き。サイズ・重さはそれぞれ770(高さ)×335(幅)×256(奥行き)ミリ・23.0kgと、やや大きめです。

・ハイアール「JA-16U」

・ハイアール「JA-18U」

防音設計で低騒音 トヨトミ「TIW-A160K」「TIW-A180K」

 冷暖房機器メーカー、トヨトミの「TIW-A160K」(1.4kW〜1.6kW)と「TIW-A180K」(1.6kW〜1.8kW)は、小サイズや低騒音をうたう窓用エアコンです。

トヨトミ「TIW-A160K」 トヨトミ「TIW-A160K」

 TIW-A160Kは4〜6畳(6〜10平方m)/50Hz(東日本)、4.5〜7畳(7〜11平方m)/60Hz(西日本)が目安。TIW-A180Kは4.5〜7畳(7〜11平方m)/50Hz(東日本)、5〜8畳(8〜12平方m)/60Hz(西日本)が目安です。吹き出し口が中央にあり、左右均等に冷風が広がりムラなく冷房できるとしています。

 TIW-A160Kは4層の防音設計により、騒音が室内で39dB(50Hz時。60Hz時は41dB)と業界最低レベルをうたっています。TIW-A160Kも3層防音により室内で44dB(50Hz時。60Hz時は46dB)に抑えています。サイズはそれぞれ742(高さ)×361(幅)×275(奥行き)ミリと、業界最小クラス(重さはTIW-A160Kが約22kg、TIW-A180Kが約23kg)。ドレン水を内部処理する「ノンドレン」です。

・トヨトミ「TIW-A160K」

・トヨトミ「TIW-A180K」

暖房機能も コロナ「CWH-A1820」

 コロナ「CWH-A1820」は、冷房に加え暖房機能も備える窓用エアコンです。

コロナ「CWH-A1820」 コロナ「CWH-A1820」

 冷房能力は1.6kW・4.5〜7畳(7〜11平方m)/50Hz(東日本)、1.8kW・5〜8畳(8〜12平方m)/60Hz(西日本)が目安。暖房は1.8kW・4〜5畳(7〜8平方m)/50Hz(東日本)、2.2kW・5〜6畳(8〜10平方m)/60Hz(西日本)が目安となっています。

 部屋の空気を強制排気して換気する機能や、エアコン内部を乾燥させる「内部乾燥モード」を搭載。「ノンドレン」ではなく、ドレン水の処理が必要な方式です。サイズ・重さは780(高さ)×360(幅)×222(奥行き)ミリ・24.0kg。

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