夏はビールのおいしい季節ですが、ビール党にとってはオールシーズン、毎日がビールの季節と言えます。
キンキンに冷えた生ビールをジョッキでグイっと飲みたいところですが、お店で生ビールを飲む機会は残念ながら激減しています。今回は、お店の生ビールに匹敵……するかもしれない「缶ビール用のビールサーバー」をご紹介します。
ビールの“泡”には、ビールの液体部分が空気に触れて味が落ちることや、炭酸ガスが抜けてしまわないようにする「蓋」のような役割があります。
この泡がきめ細やかであるほど、その効果が高くなり、おいしいビールが実現します。缶ビールをそのまま飲む場合や、缶や瓶からグラスやジョッキに注ぐだけでも泡は発生しますが、サーバーから注ぐと、より理想的な泡が楽しめます。
家庭用のビールサーバーには、専用のビール樽とガスを使う本格的なタイプと、缶ビールに取り付けて使えるタイプがあります。今回は缶ビールでも使える製品をピックアップしました。
簡易的な構造ですが、いつもの缶ビールでクリーミーな泡のおいしいビールを味わえるでしょう。価格は千円前後から選べ、もちろん繰り返し使えます。
お酒は器によって味わいが変わります。ビールもジョッキやタンブラーに注ぐと、おいしさもググっとアップしますよね。
せっかくのビールサーバーに合わせて、ジョッキやタンブラーにもこだわりたいところ。特に保冷機能を備えたジョッキは、最後までキンキンに冷えたビールを楽しめるのでおすすめです。ビールサーバーの作る泡との相性は最高ではないでしょうか。
「ザ・プレミアム・モルツ 神泡サーバー 2021年最新型 Supreme edition」は、サントリー“ザ・プレミアム・モルツ”の公式ビールサーバー。非常にコンパクトなサイズで、本体を缶に当てるだけでクリーミーな泡を生み出せます。
使い方は簡単、缶に本体をあててスイッチを押すだけの簡単操作。ビールの中身に触れないので、お手入れ無しで繰り返し使える、洗浄いらずな点もうれしいポイントです。
通常価格は980円(税込、以下同)。マグネット付きのホルダーが付属していますので、冷蔵庫に張り付けておくこともできます。
ドウシシャ「ビアサーバー 絹泡 ジョッキタイプ DKJ-18BK」は、缶ビールに装着してスイッチを押しながら注ぐと、クリーミーな泡が楽しめる製品です。
別に瓶のような形状のモデル「絹泡 ビンタイプ(缶用)」も用意されています。瓶ビール感覚で注ぎながら楽しむことができますね。メーカー価格は3278円です。
スタンドビールサーバー「GH-BEERS-BK」は、パソコンユーザーにはなじみの深い、グリーンハウスのビールサーバー。泡とビールの間に霧状の泡の層「ミスティバブルス」を作り、飲むたびにクリーミーな泡を再生します。
保冷剤を内蔵しており、冷たいまま注ぎ足して、ビールを食卓で長時間楽しめます。350ml缶、500ml缶に加えて、小瓶・中瓶にも対応しています。
実売価格は8900円前後。充電式バッテリー内蔵で、どこでも持ち運んで使用できます。
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