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「高性能カメラ」搭載のAndroidスマホ 今注目の5モデルはこれ【2021年10月版】

» 2021年10月01日 23時40分 公開
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 SNSや動画投稿サービスの利用が当たり前になり、スマートフォンにおける「カメラ」としての役割は大きくなってきました。

ソニー「Xperia 1 III」の3眼カメラ ソニー「Xperia 1 III」の3眼カメラ

 新しく発売されたAndroidスマホにも、カメラ性能や撮影機能にこだわった機種が多く存在します。高性能カメラを搭載したAndroidスマホをピックアップしました。

スマホカメラ:チェックポイントは大きく3つ

 カメラでAndroidスマホを選ぶ際、チェックしておきたいポイントは主に3つ挙げられます。1つ目は、“2眼”“3眼”など複数のカメラを搭載するスマホの場合、どんなカメラが備わっているのかです。

「Find X3 Pro」の4眼カメラ 「Find X3 Pro」の4眼カメラ

 単にカメラの数が多い方が良いわけではありませんが、搭載されているカメラの種類からどんな撮影が得意なのか大まかに分かります。

 例えば、標準カメラに加えて超広角カメラを搭載していれば、風景など広い画角での撮影が得意。望遠カメラ搭載なら遠くの被写体を捉えられ、光学2倍よりも光学3倍の方が便利と言えます。さらに標準+超広角+望遠と、3つのカメラを備えた機種もあります。

 加えて、距離を測定するセンサーとして個別のカメラを備えている場合も。撮影機能に力を入れたスマホは多くが複数カメラを搭載していますから、どんな組み合わせなのかが重要です。

スマホカメラ:いろいろな“数値”に注目

 2つ目はちょっと専門的になりますが、カメラに関する数値について。カメラと言えば画素数が気になりますよね。画素数が大きければ高画質というわけではありませんが、高画素をアピールする機種もあります。

「Galaxy S21 5G」の3眼カメラ 「Galaxy S21 5G」の3眼カメラ

 また1つ目の項目にも関係しますが、カメラレンズが写せる範囲(画角)は焦点距離という指標で表されます。焦点距離が小さいと広い範囲をカバーでき、大きいと遠くの物を写せるレンズと言えます。スマホの場合、20mm以下で超広角、25mm前後で標準(広角)、50mm前後以上で望遠と呼ばれているようです(いずれも35mm換算)。

 暗い場所でも明るく写せるかは、レンズのF値という指標が目安になります。この数値が小さい方が多くの光を取り込めることを表します。暗所での撮影に強いカメラを望む場合、メインカメラでF値が1.5〜1.8程度ならば安心でしょう。

 搭載されているセンサーサイズにも注目すると、より違いが見えてきます。センサーも大きいほうが有利ですが、機種によっては公開されていない場合もあります

スマホカメラ:独自の撮影機能やアプリをチェック

 3つ目は、機種独自の撮影機能にどんなものが備わっているのか、という点です。

ソニー「Xperia 1 III」の「Photo Pro」アプリ

 例えば、ソニー「Xperia」シリーズのように連写撮影機能を備えているものや、「OPPO Find X3 Pro」のようにマクロ撮影が可能なものなど、さまざまです。

 カメラアプリもフルオートできれいな写真が撮れるだけでなく、シャッタースピードや絞り、ホワイトバランスを自在に変えられると撮影の幅が広がります。またさまざまなフィルター効果や画像加工もできると楽しいですよね。

 自身がどんな撮影を行う機会が多いのかを考えた上で、使ってみたい機能についてチェックしてみることをおすすめします。

注目の高性能カメラ搭載Androidスマホはこれ!

ソニー「Xperia 1 III」

 ソニーの「Xperia 1 III」は6.5型ディスプレイ搭載のハイエンドスマートフォンです。ドコモ、au、ソフトバンクの3社で取り扱われています。

ソニー「Xperia 1 III」 ソニー「Xperia 1 III」

 カメラは広角、超広角、望遠の3眼で、画素数は共通して約1220万画素。F値はそれぞれF1.7/2.2/2.3〜2.8です。望遠カメラは焦点距離を70mmと105mmに切り替えられる可変式です。

 機能面では、撮りたい被写体をタップするだけで、フォーカスが自動で追従する「リアルタイムトラッキング」機能や、被写体の瞳を自動で検出しながら追従する「リアルタイム瞳AF」を搭載。さらに、最高20コマ/秒のAF追従高速連写が可能なため、走り回る子どもやペットなどの躍動感ある瞬間を静止画に収めやすくなっています。

 側面にシャッターボタンが備わっていて、横持ちでシャッターを切りやすいことも特徴です。本体価格(総額)は15万円台半ば〜18万円台後半です。

シャープ「AQUOS R6」

 シャープの「AQUOS R6」は6.6型ディスプレイ搭載のハイエンドモデル。スマホとしては圧倒的に大きい1型サイズのセンサーを搭載し、ライカ監修の焦点距離19mmレンズにも注目の機種です。

シャープ「AQUOS R6」 シャープ「AQUOS R6」

 超広角カメラを1つしか搭載しないシングルカメラ構成ですが、超大型センサーとAI超解像技術によって、くっきりとしたズームが可能です。

 撮影機能としては、マニュアル撮影モードや夜景専用のモードを搭載。動画撮影中の傾きを検知して補正してくれる水平補正機能なども備えます。

 大手キャリアではドコモとソフトバンクが取り扱い、家電量販店やECサイトでも端末単体で販売されています。本体価格(総額)は11万円台半ば〜16万円半ばです。

【訂正 10月5日12時】撮影機能の記述について誤りがありました。おわびして訂正いたします

ライカ「Leitz Phone 1」

 「Leitz Phone 1」は、世界的なカメラブランドとして名高いライカ(Leica)初というスマホ。製造はシャープが行い、ソフトバンクが取り扱います。

ライカ「Leitz Phone 1」 ライカ「Leitz Phone 1」

 こちらもスマホカメラとしては大型の1型センサーを搭載。カメラは1つのみで、F1.9、焦点距離19mmレンズなど、スペックの多くが「AQUOS R6」と共通しています。

 背面にライカロゴを備え、側面にローレット加工を施すなど、デザインと質感も“らしさ”があふれています。撮影機能では、モノクロ写真を撮影できる「Leitz Looks」モードなどを搭載しました。本体価格(総額)は18万円台後半です。

サムスン電子「Galaxy S21 5G」

 サムスン電子ジャパンの「Galaxy S21 5G」は、6.2型ディスプレイ搭載のハイエンドスマートフォン。ドコモとauで取り扱われています。

サムスン電子「Galaxy S21 5G」 サムスン電子「Galaxy S21 5G」

 背面カメラは1200万画素(120度超広角/F2.2)+1200万画素(広角/F1.8)+6400万画素(3倍望遠/F2.0)の3眼構成です。

 機能としては、1度の動画撮影で、静止画や動画のパターンをAIが自動生成し、気に入ったものを選べる「シングルテイク」に注目です。

 そのほか、8K動画を撮影し、そのワンシーンを3300万画素の写真として保存することも可能です。本体価格(総額)は10万円前後〜15万円前後です。

OPPO「Find X3 Pro」

 OPPOの「Find X3 Pro」は6.7型ディスプレイのハイエンドモデル。auで取り扱われているほか、MVNOや家電量販店でも販売されています。

OPPO「Find X3 Pro」 OPPO「Find X3 Pro」

 アウトカメラは、約5000万画素(広角、F1.8)、約5000万画素(超広角)、約1300万画素(望遠、F2.4)に、さらに約300万画素の顕微鏡カメラを加えた4眼構成です。

 このほか、ハイブリッド5倍ズームや20倍デジタルズーム、マクロ撮影などが行えることがユニークです。本体価格(総額)は11万円後半です。

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