定番のアウターとして人気のミリタリージャケット。機能性、実用性の高さに加え、軍用服としての歴史背景も相まって人気を博しています。デニムなどとの相性も良く、デイリー使いしやすいのも魅力です。
今回は人気のミリタリーブランド、アヴィレックス(AVIREX)のミリタリージャケットを紹介します。MA-1やN-3Bなど定番人気のミリタリージャケットや、アウトドアブランドとのコラボジャケットなどをピックアップしました。
アヴィレックスは、1975年にアメリカ空軍のコントラクターとして誕生しました。当時からパイロットが身に着ける製品には厳格な規格が設けられていて、特に防寒性と機能性に厳しい条件がありました。
アヴィレックスはそれらの基準をクリアし、多数のウエアの納品実績があります。現在ではミリタリーディテールを要所に散りばめたタウンウエアを展開し、多くの人に愛されています。
ミリタリージャケットといえば、最初にMA-1を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。もともとアメリカ軍で使われていたフライトジャケットであるMA-1は、狭い軍用機内で機材や機器にひっかからないよう、シンプルなデザインになっています。
墜落したときにジャケットを裏返して着用し、救出部隊に発見されやすくするために、内側の生地には一般的に鮮やかなオレンジカラーを使用しています。斜めにカットされたハンドウォーマーや、上腕部のシガーポケットとペンホルダーもトレードマークです。
N-3Bは防寒アウターとして、MA-1と同様多くの人に親しまれています。ハーフコート丈であるN-3Bは、輸送機や救難ヘリの搭乗員のためのアウターとして着用されていました。
極寒地用フライトジャケットの元祖といえるN-3と、その後に採用されたN-3Aの後継としてアメリカ軍に採用されたのがN-3Bです。究極の防寒服といわれるN-3Bには復刻モデルも出ていて、真冬のアウターとしておすすめの1着です。
アヴィレックスの「ダウンジャケット」は、光沢感のあるナイロンリップストップ生地を採用したダウンジャケットです。比率はダウン80%、フェザー20%となっていて、軽量ながらも保温性をしっかり確保しています。
フライトジャケットN-3をデザインベースに、アーバンライクにアレンジしたスタイルとなっています。大ぶりなバックプリントとテープ使いがアヴィレックスらしい一着。カラーはブラック、オレンジ、オリーブの3色展開。実売価格は3万5000円前後です。
「ハッピージャケット」は、登山家によって設立されたアメリカのアウトドアブランド・ワイルドシングス(WILDTHINGS)とのコラボジャケットです。不動の人気を誇るワイルドシングスの「ハッピージャケット」をベースに、アヴィレックスが細部をカスタマイズ。裏地はオレンジ色のライニングで、ミリタリー感のあるルックスに仕上がっています。
ボディには撥水加工された軽量ナイロンを、肘当てや袖ポケットにはMA-1などに使用されるツイルナイロンを使用。中綿には高い保温力と撥水性があり、雨に濡れても保温力を失わない性質を持つ「プリマロフト(PRIMALOFT)」を採用しています。実売価格は4万1000円前後です。
アヴィレックスの「ヴィンテージN-3BMIL-J-6」は、極寒地用のナイロンフライトジャケット・N-3Bの後期タイプを復刻したモデルです。
マイナス10度からマイナス30度まで対応できるヘビーゾーンモデルで、フード周りにはラクーンファー、中綿には圧縮ウールを採用しているため、抜群の防寒性を誇ります。ゆとりのあるシルエットなので、重ね着もしやすいです。実売価格は9万6000円前後です。
「N-1 デッキジャケット」は、第二次世界大戦中に艦艇乗員用に支給されていたミリタリーウエアです。このモデルは、裏地にアクリルファー、襟にはリアルムートンを使用して防寒性を高めています。
左胸にあるU.S.N.のシンプルなロゴがポイントになっています。カラーはネイビーとカーキの2色展開。サイズはM〜XXLまで展開があります。実売価格は3万円前後です。
アヴィレックスの「WEB&DEPOT限定 MA-1 リモデル マーク2」は、2009年にリリースしたMA-1のリモデルです。オレンジ色のライニングやリフレクターテープなど、ミリタリーディテールをデザインに落とし込んでいます。
カラーはカーキ、セージ、ブラック、ロイヤルブルーの4色展開。フードにあしらった牛革パッチの色を、ロイヤルブルーはアイボリーに、ブラックはオールブラックにリプロダクトした限定カラーとなっています。実売価格は4万2000円前後です。
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